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2021年5月

2021年5月23日 (日)

スペクトラム凄げえー

突然ですがガールズ・グループや女性コーラスが好きです。
シュープリームス、ロネッツ、マーサ&ザ・ヴァンデラス。日本だとアマゾンズやイヴ、大人になってから再認識したピンク・レディに、そしてキャンディーズ。
キャンディーズってもしかしてすごく上手くない?
アイドルと言うよりちゃんとコーラス・グループしてる。
活躍していた当時は子供だったこともあるし、あまり熱心にテレビを見る家庭ではなかったのでその凄さがわからなかったのだけど今になって動画サイトで色々見ているとすごさに驚きました。
コーラス綺麗、ダンスもキュート、ルックスはもちろん、ちゃんと声も出て楽曲も粒ぞろい。
(整ったミキちゃん・華やかなランちゃん・可愛いスーちゃんとルックスのバランスもよろしい)
ワタシの一番のお気に入り曲は「危ない土曜日」です。パンチが効いてて少女めいた曲よりずっとドキドキする世界観でグッときます。

 

で、色々とキャンディーズの動画を見ているうちにバックバンドの上手さにも気づきました。
スタジオ付きのバンドのときもあって、それも上手いんだけど(昭和のバンドはホントーに上手いぞ)MMPとクレジットされるお兄さんたちのウマさったらないのよー。
で、つい調べたらこれが後のスペクトラムだというじゃありませんか。
え、あの無茶苦茶上手いホーンバンド。
なにがどうなって繋がっていくのか、良くわかりませんがビックリした。知らなかった。

 

でさらにスペクトラムを見るでしょ。
これまた今更ですがものすごく上手い。
ま、あの衣装と振り付けは今となれば「?」でありますが、そんなのほおっておいてもすっごく良い。
あのホーンのキレったらないわー。

 

ははん、これはEW&Fなんだなと思ったりするものの、ファルセットでのボーカルもホーン隊の端切れの良さも、いやー、御見それしました。もっと聞きたいわ。音源探そうかしら。

 

と、こんなことをして遊んでいるうちに夜が更けて朝になっていくのでした。
おうちじかんにもほどがある。もう4時過ぎだぜ。

2021年5月22日 (土)

「百物語」第十二夜

また百物語です。(ずいぶん行ったものなぁ)
このチラシと共にチケットの半券が数枚出て来ました。その分のチラシはどこかにあると思うのだけどまたいずれ。

とりあえず
1996年2月 第十二夜は松本清張「二階」・山本周五郎「その木戸を通って」
1996年11月 第十三夜は小泉八雲の「破約」・田中貢太郎怪談六作品。
1997年7月 第十五夜は宮部みゆき「小袖の手」ほか
1999年2月 新作書き下ろし「七つの怖い扉」、と見ているみたい。場所は全て近鉄アート館。いい劇場でした。

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このチラシは十二夜のもの。えらく光っちゃったわ。

「ヴェニスの商人」

四季が続きます。
1997年「ヴェニスの商人」近鉄劇場。おなじみのシェイクスピアでございます。

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四季は作品主義だそうで、もちろんそのやり方のいいところもあるのでしょうが、所謂演劇的興奮というかライブならではの醍醐味というのが薄れてしまうような気がします。特にストレートプレイはそうね。

それでも日下武史さんは素晴らしかったです。あのシェイクスピアの台詞に振り回されず、聞いているだけで心地よい声と朗誦術はシェイクスピア劇のまた新しい楽しみ方を教えてくれたような気がしたものです。

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日下シャイロック。

「美女と野獣」

1997年の大阪MBS劇場。大阪初演。
パンフレットにはさんであった「本日の出演者」を見ると豪華!そして相当昔の出来事なのに舞台をするすると思い出します。四季でくれるキャスト表の意味はこんなところにもあったのですね。

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ベルが堀内敬子さん、野獣が荒川務さんのカップルです。私は秋本みな子さんが好きだったのですが、このバベットもキュートでした。

2021年5月 5日 (水)

「ロミオとジュリエット」

1998年 彩の国シェイクスピアカンパニー「ロミオとジュリエット」。
ロミオ・大沢たかお ジュリエット・佐藤藍子 蜷川幸雄演出。
この角度から写真撮られても美人だなんて佐藤さんはお綺麗なのねぇ。特に鼻の穴の形、と妙なところに感心。

佐藤さんはこの前年のドラマ「総理と呼ばないで」のお嬢さんの印象が強くて、ジュリエットはあまり合っていないように感じました。けっこうおきゃんなジュリエットだったように記憶しています。

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「華岡青洲の妻」

1996年文学座「華岡青洲の妻」。
於継・杉村春子 青洲・江守徹 加恵・平淑恵というザ・文学座という布陣です。
杉村春子見たさに足をはこび、その口跡の美しさと個性に圧倒されました。とは言え芝居のアンサンブルという視点では杉村女帝が突出していて文学座らしさのあまりない、スターシステム演劇のような「華岡青洲の妻」だと感じました。

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「桂枝雀・べかこ二人会」

1991年「桂枝雀・べかこ二人会」
労音主催の地方公演でした。

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第七回「米朝一門会」

1998年第七回「米朝一門会」。
3回公演のうち最終日の日曜を聞きました。上方落語大好き。演劇好きとしては変形の独り舞台として見る部分もあります。

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「百物語」第十六夜

1998年 白石加代子「百物語」シリーズ、第十六夜。
白石加代子さんの独り舞台。朗読のような演劇のような不思議なスタイルで白石+鴨下信一(構成・演出)ワールドにどっぷり浸って楽しめます。何夜見たかしら。
この日は浅田次郎「うらぼんえ」藤沢周平「夜が軋む」の2作。

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2021年5月 3日 (月)

劇団四季 ミュージカル「李香蘭」

1992年劇団四季ミュージカル「李香蘭」
多分これが大阪初演でしょうか。四季もけっこう色々見ましたが、この作品はしんどかった。
浅利慶太氏の思い入れを投げ出されてもなぁと感じました。
ただ野村玲子・保坂知寿・志村幸美さんという組み合わせで見たので、その点はなんとも贅沢でした。特に保坂さんの軍服姿の川島芳子は良かったです。

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七月大歌舞伎

2001年大阪松竹座七月大歌舞伎。
日を変えて昼夜拝見。
夜のお染の七役は福助。声に難があってちょっと苦手だったのですがこれは楽しかった。
昼は身替座禅で玉の井の左團次さんがやりすぎていたような…笑

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怪談敷島譚

2001年 大阪松竹座五月花形歌舞伎「怪談敷島譚」(かいだんしきしまものだかり)通し。
染五郎が三役をつとめました。現幸四郎さんね。

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2021年5月 2日 (日)

「vamp show」

2001年「vamp show」
92年初演の再演版。三谷幸喜脚本、演出は初演も再演も池田成志さん。
再演はDVDにもなっています。

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公演案内の葉書も出て来ました。

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堺雅人さんお若い。


「蜘蛛女のキス」

1998年「蜘蛛女のキス」ハロルド・プリンス演出
麻実れいサマが素晴らしくて大満足でした。これを機に大好きな女優さんになります。
クールな気品に参りました。

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「おやすみ、母さん」

白石加代子と渡辺えり子の顔合わせで面白くないはずはない。
自殺死亡の娘と翻意させたい母の2人芝居。また見たいな。

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「LOVER SOUL」

泪目銀座「LOVER SOUL」

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「寝盗られ宗助'98」

1998年「寝盗られ宗助'98」
藤山直美×つかこうへいがどんな感じかと見に行きましたが、う~ん。
西岡徳馬さんとの相性もいまひとつでした。
が、いまひとつ反応の悪い客席を見て、カーテンコールで藤山直美さんが歌を歌い(さすがにアドリブではないと思うけど)、その場面は無茶苦茶盛り上げて力技で終えたのはさすがでした。


 


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2021年5月 1日 (土)

「笑いの大学」

1998年「笑いの大学」三谷幸喜作・山田和也演出。近鉄アート館。
これ再演です。初演も見ました。三谷さんの代表作のひとつで、ご本人は否定していたけど彼流の反戦作だと話題になりました。2人舞台。
アート館はとても小さな劇場なので、近藤さんのポタポタおちる汗まで見えたのを覚えています。
西村雅彦さんのキャラクターにあまりにもピッタリでした。つい先日NHKで20年以上前の映像で再放送していましたがやっぱり面白かった。

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「CATS」

2002年 劇団四季「CATS」
何度も見ているので記憶がいつのものかごっちゃ。
私が一番最初に見たのは大阪球場の中に立てた劇場だったので(1992年かな)このチラシはずいぶん後のものです。
もっともビジュアルはいつも同じなんですが。
このときは大阪MBS劇場。


 


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当日のキャスト。四季はキャストが入れ替わるのでこういうものが終演後にいただけました。


 スキンブルシャンクスが飯野おさみさんだわー。


 


 


 

「You Are The Top 今宵の君」

2002年「You Are The Top 今宵の君」三谷幸喜作・演出。井上陽水劇中歌作曲。

 

鹿賀丈史・市村正親の劇団四季以来の23年ぶりの顔合わせ、戸田恵子がヒロインの大人のロマンチック・コメディという話題作でしたか、なんと初日直前に鹿賀さんが虫垂炎で病気降板し、代役に急遽浅野和之さんが入られました。
このチラシはある意味貴重と言えるかもしれません。

 

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私の見たのは東京公演の後の大阪ということもあってか、代役とはとても思えない素晴らしい芝居でした。もともと浅野さん好きなんですよ。鹿賀さんよりは地味な「作曲家」だったかもしれませんが、セクシーな役にちょっとドキドキでした。
急遽の稽古には羽場裕一さんがおつきあいされたそう。いい人だ。

 

 

 

 

「彦馬がゆく」

引き続き昔の演劇チラシをひたすら貼っていきます。
(以前のものをけっこう見ていただいているようでありがとうございます。懐かしいですよね)
半券はトランプのように山で出てきますが、チケット見ても仕方ないので実際にみた舞台(一部落語やライブなど)で、チラシかパンフレット、予約葉書などがのこっているものをご覧頂こうと思います。
特に誰かのおっかけをしたわけではないので、好みはあるものの割合ジャンルは多岐にわたっているかと思います。

また、カテゴリーの分類が80・90年代舞台チラシとなっていますが2000年に入ってからのものも多いです。
出てきたものから暇を見て作業するので、上演年度は前後します。あと、歌舞伎ほずいぶん見ているのですがチラシが定型で見ても面白くないデザインなのであまり残してないですねぇ。

写真がもっと綺麗だったらいいのですがお許しを。


2002年「彦馬がゆく」
三谷幸喜作・演出。三谷作品はずいぶんと見ました。

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役者が幕末の写真を演じる広告ビジュアル。凝ってます。

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酒井美紀の某台詞に落涙。

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