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2021年3月

2021年3月27日 (土)

「澪つくし」

ドラマ「澪つくし」終了。面白かった。

 

BSプレミアムの朝ドラ再放送枠で去年の秋からやっていたものを録画しながら一度も飽きることなく全話見てしまいました。「おしん」「はね駒」と続いて「澪つくし」まで続けて楽しんできたわけですが、昔の朝ドラって面白い。

 

現代の朝ドラは出演者と脚本家によって見たり見なかったりという感じですが、多くはご都合主義といいますかヒロインに合わせてストーリーが動き、つじつまがあわなくてもそのまま、その上事務所の力関係などの視聴者には関係のない大人の都合が透けてみえたり、学芸会の様相になったりで、でも所詮朝ドラだからとこちらもゆるーく仕方ないなという苦笑混じりの視聴も度々でした。朝ドラなんてそんなかんじよね、と。
(過去作で自分的に面白かったのは「オードリー」「芋たこなんきん」「あまちゃん」「ひよっこ」)
現在放送中の「おちょやん」も途中で脱落。

 

ところが昔の作品を立て続けに見たら、物語に吸引力があって「明日はどうなるの」「これからどうなるの」のパワーに
圧倒されます。
「おしん」で1983年。まだ専業主婦率も高くて、朝の慌しい時間に家族を送り出してこの後また家事に頑張るお母さんのほっとする15分の楽しみ、ながら視聴もあるでしょうが家族に遅れての朝ごはんを食べながらのクオリティの高いオアシスだったんだろうなぁと思います。

 

「澪つくし」のなにがすごいって、どのキャラクターも生き生きとしていて行動に意味があり不自然じゃなかったところ。
見終えて振り返っても主人公2人以外でも、女中のツエさん(「すいません」にあれだけ表情をつける鷲尾さんもさすが)、異母弟の英一郎、女中頭のハマさんとどのキャラクターもドラマをたどることが出来て感服しました。

 

私のお気に入りは律子さん。と、いうか桜田淳子さんってこんなに美しくてこんなに演技が巧みな人だったと今頃知りました。「アニーよ銃を取れ」と「細雪」の舞台の噂は知っていましたが未見だったし。
そして岩本多代さんのおっとりとした、芯の強さも見せる千代さん。いかにも大店の奥様の芝居と完璧な紀州弁が素敵でした。

 

一部、ヒロインがあまりにも拙すぎるところがあったり(でもあれだけ美しければ良し)、それ故にかナレーションで心情を説明しすぎたり、明石家さんまのキャラがどうにも浮くなと感じたりというマイナス面もありましたが、広げた風呂敷はちゃんとたたむ、緩急つける。一人ひとりの考えと動きに説得力があって、出したキャラクターは使い切り、途中で消えたりしない、という徹底振りにさっすがジェームス三木!と拍手です。

 

戦前からの物語なので着物姿が中心となりますが、ヒロイン一人を見ていても年齢と立場によって着るものが変わるのは当然としても着付け、襟のあわせ、帯の高さなど細かく変わっていくのも楽しかった。まだ着物文化がかろうじてテレビ界にも残っていたんだなと思わされます。

 

次は「あぐり」ですって。これまた楽しみ。

2021年3月23日 (火)

大腸内視鏡検査の続き

大腸内視鏡検査を受けるコツをなぜかよく読んでいただいているようで、皆様心配と不安のお仲間なんだなと改めて感じました。なので後日談として少々追記を。


今回の下剤は大成功でさくっと終了。想像ですがやはり前倒しでの対応食が功を奏したものと思われます。
入院手続きも着替えなどの準備もここがスムーズだったのでトントンと進みました。

中を見てみたらポリープがあったそうで、前述のように癒着が激しく検査の負担が他の人より多い自分としては結局すぐに切除に移れる体制にしておいてもらって正解でした。
麻酔ってすごいですね。おまかせ状態でうとうと寝ているのに、トントンと起こされて「切除しますね」「電気を逃がすパッドを貼ります」「金具の付いたものを着ていませんね」と言われた時だけ受け答えが出来たわ。記憶もある。
終了後は自分のベッドで休憩し、晩御飯時には普段どおり。簡単簡単。

とは言え2~3日はかるい浮揚感みたいなものが少し残ったかな。あとは軽い腹痛、これは癒着ゆえのことだそうです。


読書は2冊読めました。見たいテレビもなかったのでテレビカードも買わずひたすら読書。デイルームに置いてあった週刊新潮・文春・サンデー毎日あたりも読んじゃった。最近また文春面白くなってきたなぁ。

悪名高い病院食は、美味しかったです。ただ量が少なかった。普通の定食の半分くらいではなかろうか。入院中は消費カロリーが少ないとは言え皆さんこれで足りるのー。

日を改めてポリープが良性だったことを確認して一安心。

ついでに費用を書いておきますと、私の場合当日の検査+切除手術で約40.000円ほど。これに食事代と室料を加算。
前後の診察と保険金請求の為の診断書(5.000円)で全額となります。
これは保険金でお釣りがでました。


次回はまた3年後に受けましょうと言われ、必要なのはわかっているが大変しんどいのには違いないのでしばらく猶予ができて安心しました。


それにして間近で見る看護師さんやスタッフさんたちは今更だけど大変なお仕事だわ。感謝です。


2021年3月21日 (日)

本屋さんの紙袋

レジ袋有料化になって、本屋さんが持ち手ナシの無料の紙袋を用意してくれるようになりました。
文庫本カバーは長年愛用の皮のブックカバーがあるので大抵お断りするけど雑誌の紙袋はもらいます。
これまで多くの書店が採用していたプラスチックの持ち手くり貫き型の手提げに比べて、この紙袋のほうがなぜか「本を買ったぞ」といううれしさが増すような気がするんですよね。

紙の手触りもいいし、インクの香りがしそうな所もワクワクします。
中でも一番のお気に入りは紀伊國屋書店。
もともとクラフト紙に紺色一色のこのデザインが大好きなんです。

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今回の買い物は雑誌Penの大瀧詠一特集。話は逸れるけどボリュームたっぷり、読み応えもあっていい特集でした。保存版決定。このクラシックで知的な紙袋に入ってると買った本の値打ちが増すような気分さえして不思議。

紀伊國屋は大量に買い込んだときに入れてくれるショッピングバック型の紙袋も持ち帰るときの「本を!買いましたっ!」といううれしさが盛り上がって大変よろしい。ものすごく丈夫なので捨てずに使いまわします。
有料化で1枚10円になったけど、この袋に関しては数冊買ったときに気兼ねなく「紙袋におねがいします」とお願いできるようになってよかったかも知れません。

エコバッグとして販売しているのは布がペラペラ過ぎてイマイチ。
紀伊國屋書店はルートートとコラボしてオリジナルのトートバッグを販売していますが、このバッグに紙袋の意匠をそのまま使ったほうがお洒落だったとおもうなぁ。

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