関ジャムで接吻
録画していた『関ジャム 完全燃SHOW』(関西では日曜の25時~)を見ていたらORIGINAL LOVEの「接吻」が俎上に載せられてました。ファンとしてはうれしいことですが、この日のテーマが“ワンヒットワンダー”なのねー。
最も、この番組では直訳すれば「一発屋」となるこの言葉をマイナスに捉えるのではなく、「後の音楽に影響を与えた」「音楽史に残る」というポジティブな意味で使いますという意味のフォローを松尾潔さんが冒頭にしておられましたがね。
各ファンから抗議殺到炎上必至であろう“一発屋特集”じゃなくマイルドにカタタナにして、こういう言い訳もしているところが苦しい。それでも最後にはタイトルのインパクトが勝ってしまうし。
ただ、番組はなかなか面白かったです。
B.Bクイーンズはそもそも企画ユニットだからちょっと違うでしょうとか、寺尾聰氏は冒頭の番組趣旨の説明には一応合致するものの(AORを茶の間に浸透させ、現在のシティ・ポップブームに繋がる、でしたっけ) やはり“ワンヒットワンダー”と題した番組で扱うのは乱暴に過ぎるよなどと突っ込みを入れてしまうけど。
「接吻」に関してはラストにコード解説付きで時間を割き、50組以上のアーティストがカバーしている情報とその聞き比べもあったので趣向は中々でした。が、やっぱりどうしてもタイトルがなぁ。苦笑。
それこそ達郎さんや大瀧さんから寺尾さん達をシティ・ポップの流れとして挙げる内容でこれをやってくれたらよかったのにとちょっと不満が残るのでした。
まぁでも『関ジャム』は時々大人の事情が丸見えで鼻白むものの、割と面白い番組ですよね。
ユニコーンが即興で曲を作る回が私の歴代ベストワンです。
※ちゃんと短冊も持ってる。
しかしこのシャケットはいかん。なにがいかんってこの黄色い囲みの位置のセンスの無さよ。
そりゃタイアップの情報は大事さ。
立てて店頭に置いてある訳だから上部に書きたいのもわかるけど、このレイアウト位置の座りの悪さったら無いわ。
せめてシュリンクの上からシール処理にしたらよかったのに印刷だもんなー。
で、この写真は後に「FREE SOUL ORIGINAL LOVE 90s」というFREE SOULシリーズのジャケットとなり、やっと写真が生き返った気がしたものです。
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