BSプレミアムのThe Covers’Fes.2019 楽しかった。
池田エライザ嬢のコケティッシュな「カモンナ・マイ・ハウス」良かったわー。
江利チエミさんのは家に行ったらカラカラ笑ってトランプ大会でもやりそうだけど
エライザ譲のは「行ったらアカン、行ったらアカン」と思いつつ自分に負けてドアを叩いて後悔しそうな歌。
ああ また騙されると思いながら ぼくはどんどん墜ちて行く的な?
と言いますか、あらこの歌そーいうイミだったのねとワタシ彼女の歌で気づきました。恐ろしい子!
実はこの番組のMCで初めて彼女を知ったクチなんですけど、最初に歌った「異邦人」で度肝を抜かれ、その後彼女が歌うのを楽しみにしているのです。
どの曲もいつも素晴らしいんだけど特に先日の「カナリア」なんてホントに良くてね。この番組で歌いだしたということでいいのかしら。ファンですワタシ。
スタレビのドゥー・ワップスタイルの「SWEET MEMORIES」もいつ聞いても良い。根本さんのしゃべりもいい。
そして、たったっ田島さんの「君は薔薇より美しい」!「指切り」!!
もうタイトルだけで小躍りしていました。
特に「指切り」ちょっと泣きそう。
「指切り」には思い入れがありましてね。
私の相棒ウォークマン(私はウォークマン派なのです)のブックマークには大瀧詠一、SUGAR BABE、PIZZICATO FIVE それぞれの「指切り」が時系列で登録してあって、私はこの流れで若き日の大瀧詠一(24)、山下達郎(21)、田島貴男(22)三氏のボーカルを楽しんだり、この後それぞれに生み出してくれる曲の数々を思って勝手にうれしくなったりするという聞き方をしているの。私の音楽史に多大な影響を与えてくれた3人ですよ。それだけに今回のこの選曲は大感動でした。

※順に
1972年「大瀧詠一」
1994年版の「SONGS」収録の1974年のデモ音源(ヤヤヤンヤ♪)
1990年「月面軟着陸」この曲は「Bellissima!」に収録されなかった一曲ということなので多分1988年。間違ってたらスマン。
ピチカート時代の自作曲以外の話や曲は自分から積極的には触れたくないような印象があったもので、まさか、2020年目前のタイミングで53歳の田島さんの「指切り」を聞けるなんて思ってもみなかったです。艶やかですっごくよかった。
宮本浩次さんの「あなた」も意外な味わい。(でもトークに突っ込み入れれば田島さんと同じステージに立ってますよね?)
と、言うわけで今回のThe Covers’Fes.2019 、とっても楽しめたのでした。
※※「指切り」についてついでに書いておきますと、私の知る限り
「風街クロニクル~another side of happy end 」という松本隆さんのアンソロジーにもピチカート・ファイヴの「指切り」が収録されているのですがこちらは「月面軟着陸」と最後が違うんですよね。
想像ですが、「風街~」に入っている方が正規というか元々の音源だったんじゃないかな。
「月面軟着陸」の方は次の「ちょっと出ようよ」とのつながりでカットしたんだろうと思うのですが、アウトロのほんの2秒ほどがあるだけで印象が全然違うのが面白い。
※※※ちょ、放送直前の松本隆さんのツイート
「よくわかんないんだけど、田島くんが「指切り」を歌うのかな、という噂が飛び回っている。外れたらゴメン。でも聴きたい人はいっぱいいそうだし。」
「命日近いからね、喜んでるよ、きっと」ですって。わーお♪
そうそう、これも書いておかねば。
Xmas Love渋谷に行った方によれば
田島さんご慶事だそう?
まあぁ♥♥♥
「これでおわかりですね?」と写真でさらっとさりげなく発表というのがいいですね。
なんだか私もふわふわとうれしい。田島さんがにこにこと幸せなら私の世界も薔薇色~うふふ~♪