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2019年4月15日 (月)

NHK放送番組モニター終了

この半年間、NHKの番組モニターをやっておりました。
いやー、大変だった。でも面白かった。

きっかけはたしか、今モニターを募集していますというメールがNHKから届いたんじゃなかったかと思います。
元々NHKのメール会員か何かに登録していたので、その一斉送信による案内だったはず。

 

たまたま気が向いて、深く考えずに指定番組の中から応募原稿を書いて送る
(雰囲気を知るために固めの番組を視聴、記入の所要時間を計りけっこう大変なのをここで認識)
          ↓
忘れた頃に選抜されたとお知らせが届く
(後から知るにこの時点で大体20倍の倍率らしい)
          ↓
ありゃりゃ決まっちゃったよ、でも担当は半年先とあるのでゆっくり考えようと思う
(で忘れる)
          ↓
半年後説明会のお知らせが届き、最寄の局まで呼び出される
(思い出した)
          ↓
階段教室での講義風景を想像しながら行ってみたら、小会議室に数席しか準備されてなかった
(ここでもう断れないのに気づく。遅い)

 

と、こんな具合に始まった半年、1ヶ月に12本のレポートを6ヶ月で72本、よく書きました。
説明会で最後の悪あがきとして今までの方の提出率をお聞きしたら(要するにバックレた人はいないのか聞きたかった)
担当の方が「前半年担当の皆様は全員パーフェクトにご提出いただきました」とにっこりしていたのが印象的で、腹をくくってからは頑張りましたとも。

なにしろ3日に1本以上のペースですからね。担当番組が2本あるので2×4週で8本、
選択番組という自由枠が4本の計12本です。
担当番組は先方から指示されるので、経済番組だろうがお笑い番組だろうが書かねばならず、苦手な番組にあたった時期が辛かった。正直な感想を書けばいいのですがこの期間はそうとう辛口だったと思います。

 

今までボーっと見ていた番組を真剣に見て、賞賛するにしても批判するにしても筋道を立てて「この点に論旨のズレを感じた」だの「ここの掘り下げが物足りない」だの「こうだから意義深い」などと文章で伝えるわけですから夜中までかかって推敲し、呻吟することもしばしばでした。
反応がかえってくるわけでもなく、議論の俎上に載るわけでもない一方通行に最初は戸惑いましたが、自分の書いたものが番組に反映されたと思う出来事があってからは自信をもてました。
ネット上には色んな感想が転がっているのを知りつつも、これは絶対見なかった。引き受けた以上の責任もプライドもありますから、自分の言葉で自分の意見を書きました。
番組をちゃんと見て、期日までに本数を提出するスケジュール管理もけっこう大変で、カレンダー付き手帳と自作のチェックリストで管理してこなしました。

報酬は1ヶ月15.000円。半年で90.000円。プラス説明会の日当と交通費もいただきました。
在宅のプチバイトとしてはいいかな?と思うでしょ?私もそうでした(笑)
月15.000円。CDなら5~6枚、単行本なら8~9冊。芝居なら2~3本、飲み会なら3回分だわと。
…無理です。そんな楽しみはどこへやら、私はこの半年番組視聴とモニターレポート書きに追われて積読の山が出来、レコーダーに未視聴の番組が溜まりました。
残業しても友達と飲みに行っても未明にレポート書いたもの。流行作家が締め切りに追われる疑似体験は出来ますってか。

1時間の番組を見て、場合によっては巻き戻して発言内容の確認なんかしたりして、レポート書き出して気がついたら1時間以上経っていて、そう考えたら金銭的にははっきり言って割に合いません。
でも、知らない番組に出会い、書いたものが番組作りに反映されたかなという体験をし、拙いなりに誰かに確実に読まれるという体験は得がたく、いつもと視点の違う文を書くことは楽しく、面白かった。
番組モニターって、テレビ局は視聴者の意見を広く聞く態勢にありますよという体を装うためにあるのではと思っていましたが、色々お聞きしたところによると、少なくともNHKに関しては番組に関わる人々が皆さん確実に読んでおられるようです。

真面目、几帳面、文章を書くのが苦にならないタイプの人にはお勧めです。
またやりたいか?うーん、2度目、3度目の猛者もいるようですが、私はどうかな?(笑)

 

 

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