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2018年8月

2018年8月29日 (水)

写真家 沢田教一展 ―その視線の先に

大阪タカシマヤで開催中の
「写真家 沢田教一展 ―その視線の先に」展がとても良かった。

写真展・絵画展の感想はいくら感銘を受けたとて、文字にするのはとても難しいので基本的には何も記録せずに終えるのだけど、この写真展はちょっとメモだけして置こうかと。

あまりにも有名な「安全への逃避」と、昔「ピュリツツァー賞写真展」で見た数枚しか沢田氏の作品を知らなかったのですが、たまたま目にした今回の写真展のチラシ(最近はフライヤーと呼ぶほうがポピュラー?)に掲載されている子供の写真がとても魅力的であ、これちゃんと見たいと思ったのが足を運ぶきっかけでした。

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初期の、奥様や青森の風景を撮ったものから、優しさダダ漏れ状態。
写真意外にもエピソードやお手紙で拝察されるお人柄もなんというか、スケールの大きな逸物という印象。
展覧会という環境でその方のマイナス面を強調することはないでしょうから、多少割り引いて想像したとしても平たく言うとカッコイイ人なんですよ。パワーのあった方なんだろうなぁ。

そしてベトナムの子供を撮った作品がやはりとても素敵でした。
繰り返しになりますが「優しい」。甘っちょろい優しさでなくて力強い優しい写真。いやぁ、こんな方がいらしたのね。

34歳という若さで亡くなっていますが、今まだご存命なら82歳。
惜しい。この後どういう状況でなにを撮り、どんな風に見せてくださったことかと思ってしまいました。

ちょっと関連本など探して読んでみたい。

会期は9月3日(月)まで。ぜひぜひ。

2018年8月19日 (日)

ハンズメッセ 2018 チラシが届く → 初日の追記

毎年夏の終わりのお楽しみ、ハンズメッセのチラシが届きました。
(ハンズカード会員だと送ってくれるのかな。毎年届きます)

ほくほくと封を切り、舐めるように見ましたが、今年は興味を惹くものがなにも載ってない…。
年々いまひとつになってきていると思っていましたが、今年は本当に欲しいものがない~。

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そもそもチラシの大きさが例年より小さいような気がするので先方のヤル気もいまひとつなのかなと思っちゃうし、小さいと情報量が少ないのも当たり前で、要するに眺めてもワクワク感皆無なんですよ。

去年行った某店舗で、お会計の長蛇の列に皆ガマンして並んでいるのに、割り込みが横行する出来事があり、
(一人並んでいる所に友人何人も追加で入る、とか、横の陳列棚を見ていた人がいつのまにかしれっと列に混じってるとか)
さらにあろうことか正しく並んでいる人からクレームを受けた店員さんがうろたえてどこかに行って戻ってこない、なんてことがあってうんざりしたことまで思い出してしまったので、
(多分期間中の臨時バイトでどうしていいのか判らずトンズラしたんだと思われる)
今年は行かないかもしれないなぁ。

夏の恒例行事だったのに残念。

※8月23日追記

…後ろ向きなことを言っていた割に、台風の影響で思いがけず早く帰宅できることになり、でも風が少々強いだけで雨も降らずという状況だったのでチラシでほんのすこし気になっていたリュックを見に帰宅途中の駅のハンズまで。
ネットストアでも見たのだけど、やっぱり実物をチェックしてからと思ったので買わなかったのです。
ネットで買わなかったのは正解。思っていたのよりえー、なんというかあまりにもペラペラでした。

で、代わりというわけでは無いですが目に付いたボディーソープをつい購入。

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写真は箱から出したところ。
グレースコールフローラルコレクション ボディミスト&シャワージェルセット。
売り場に3種類ある中、多分一番好みの香りだと思うリリー&ヴァーベナ。
なんかものすごくお安かったんですけど。

2018年8月11日 (土)

嵐ツアーTシャツ

ガラ好きの電車の中で本を読み終えてぼーっと過ごしていました。
すこし離れたドアの所に若い女性がこちらに背を向けて立ち、イヤホンを付けてスマホの操作をしているのが目に留まりました。
ボニーテール、濃紺のTシャツに白っぽい夏素材のワイドパンツと涼しそうな服装で、背中の右腰の部分になにか小さく書いてあります。

活字中毒の性と申しましょうか、読むものが無くなったら何でも読むんですね。「ARASHI LIVE TOUR  Beautiful world 」
…嵐のツアーTシャツのようでした。これ、いい。

ライブで売っているTシャツってバンド名が大書してあって私には気恥ずかしく、会場以外では着られなさそうで中々手が出ないものが多いです。
加えてちょっと布が薄すぎるかなぁとか。
グッズの販売収益がアーティスト側の大きな収入になるのは知っているので、応援の意味でも買いたいと思うのに部屋着か寝間着にしかならないタンスの肥やしは困る。もうちょっと着たいデザイン、質にならんかなと思っていました。

でもこの嵐Tシャツは
アーティスト名は控えめに。でも腰の上というのがお洒落でほのかに色気。
質もけっこうしっかりめ、体への添い方を見ると綿100パーセントじゃなくポリウレタン混のようなやわらかい感じ。
着丈がやや短めで可愛い、身幅も太すぎない。そっかー、ファンの大半が女性だと女性ラインのTシャツを作れるんだ。
嵐のメンバーを即答できない私ですらこのTシャツなら着たいと思える洋服になってる、エライっ。

さすが大手プロダクション、長年女性ファンを相手にお商売している所は違うワと感心してしまいました。
胸にペタリとアーティスト名を印刷するだけでも売れるでしょうに、買わせて着せるためのアタマを使ってはるんやなぁ。ショップの紙袋と同じで、普段着に出来たら、それを見た人も「あ、嵐のシャツ」って印象に残るもんね。
たしかジャニーズさんのライブは開演時間よりずっと早くグッズを販売して、それをファンがたっぷり買い込むと聞きました。
知ってる女子高生はママとドームに行って、大量買いの後はママに荷物だけ持って帰ってもらうと言っていたもんなぁ。

電車を降りる時に早めに席を立って、ドアが開くのを待つ振りをして前のデザインもそっと拝見。ちょうど手がパンツの脇にあって胸の文字が読めました。
Smile in the Beautiful world という言葉が単語ごとに大きく縦に並んでいました。やっぱお洒落だー。
彼女はまだ先の駅へ。イヤホンで聞いていたのはやっぱり嵐の曲でしょうか。

※ふと思いつき、嵐のメンバーが書き出せるかどうか何も見ずにチャレンジ!
櫻井くん。相場くん。二宮くん。あー、顔が浮かぶけどお名前が…ちょい悪っぽい表情の丸顔の人。あとはスマン。
(思い出せなかったのは大野くんや!相場くんば字が違って相葉くん。出なかったのは松本くんでした。そうやん、中村七之助丈が同級生だって言ってたやん)

2018年8月 6日 (月)

LEE9月号付録のレスポートサックポーチ

集英社の雑誌11種類に、それぞれの模様のレスポートサックのポーチが付録で付くという企画をやっています。
この企画が発表された時に11種類の写真がずらっと掲載されているところがあって、つい見入ってしまいました。
レスポ、軽くて洗えて大好きです。うーん、どれかひとつは欲しい…。

貧乏性なのか、活字中毒者の性なのか、付録だけ手に入れて本誌は読まないということは出来ればしたくない、
と、なると誌面に興味があるのはSPURか花模様のエクラかヤシの木模様のLEE。
よし、パイソン柄のSPURだなと決めて先日の発売日、午前中に書店に立ち寄ったらもうありませんでした。
安室奈美恵さん特集号だったそうです、あーそりゃ無理だわ。

で、次点と思い定めていたLEEを今日買って来ました。関西は雑誌の発売日が一日早いのです。
今月号のLEE薄い!
定価は780円でいつもこんなもんだったと思いますが、厚さは普段の3分の2くらいでした。
夏号ってどの雑誌も薄めなんだっけ。もしくは広告の出稿がなかったのか、付録に費用を取られたのか知りませんが、ちょっと笑っちゃいました。ぱらぱらと見たらトマト料理の特集が良さそう。

で、レスポですが、可愛いです。
大きさは21×28くらいのマチなし、もっと写実的なヤシの木かと思っていたけど、適度にぼやっとさせた眠たげなイラストで、上のテープのピンクが模様の中にもリンクさせてあって思っていたよりずっとお洒落です。

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ただ、一枚の布をぐるっと折ってファスナーをつけてあるので裏を向けると模様は天地逆転してしまいます。要するに逆さま。
商品を買ったときについてくるポーチは2枚の布を縫い合わせてあるのでこうはなっていません。切り離すと縫う手間も布地も余分に必要になるので、付録ならこれは仕方ないですね。

冷房対策に毎日ショールを持ち歩いているので、今使っている手製の袋からこのポーチに入れ替えてみたら、余裕を持って入りました。
しばらく気分転換にこのポーチを使うことにします。満足~。

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ヤシの木の幹をよく見ると、何本かに一本の割合でLeSportsac、と書いてあります。これが可愛い。

2018年8月 2日 (木)

京唄子 「花も嵐も踏みこえて」

ゴールデンウイークに古本市で手に入れた京唄子さんの「花も嵐もふみこえて」を読了。
積ん読の棚から手にとってはじめてサイン本だったことを知る。闊達な字を書かれたのだなぁ。この本は昭和60年初版、私が手にしたのは平成8年刊の41版(!)である。

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歌舞伎、大衆芸能、バレエやオペラ…ジャンル問わず「芸能」に触れた本はつい読みたくなる。正体が知れなくて中々上手く言葉に出来ない「芸」と言ったものの話や、その世界に生きた人の話は私にとってどうにも魅力的なのだ。

 

京唄子さん、鳳啓助さんの漫才はうっすらと覚えている。おそらく世代的にギリギリだろう。
テレビ番組「唄子、啓助のおもろい夫婦」もなんとなくわかる。
時代が下って人気ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」に出ていらしたのは話だけ知っている。後は関西のテレビのゲストやらコメンテーターとして時々画面からお見かけして、いつも華やかな帽子とカラフルなお召し物のおばさまという印象が強い。
個人的にはお二人それぞれに小さな思い出があるのだが、それは後で書くことにして、この本のお話をば。

 

ひとことで言えば半生記なのだが、もうエピソードてんこ盛り、そんなこと明らかにしていいのかしらと固まるような告白ありで、ジェットコースターが上下するようにスピード感に加えて山、山、また山。
文章自体が簡潔にして割合淡々としているので(著書となっているが明らかにプロの手が入った筆致)余計逸話が濃厚さを増すようで、DVの嵐にもう止めてェェと思ったです、はい。

 

昭和2年のお生まれなのでそもそもが激動の時代を体験して来られた世代で、そこへ来てなんだかんだありすぎる。これにくらべたら私の半生なんてなーんにもないに等しくてまっ平らの平々凡々。
なんというか…精神的にも肉体的にもタフなお方で、版をこれだけ重ねるだけあってある意味読み応えある一冊。

 

関西の昭和大衆芸能史としての史料価値もありそうな内容で、当時の関西で活動していた劇団名と人名がはっきりするあたり、お好きな向きにとってはありがたい一冊でも有りそうだし、私としては「剣劇」が関東のものだと思い込んでいたのに普通に関西でも盛んだったと知ったのがちょっと驚きだった。戦後すぐのマキノ真三さんの劇団話なんてのも出てくる。
もともとは女優スタートとは知らなかったし、テレビが娯楽の中心となる前、芸能といえばナマで見るものだった時代だからこそのあれこれが非常に面白かった。

 

扉から数頁に渡って若かりし頃の写真がみられるが、これが美人。勝気そうですっきりとした垢抜けっぷりで、この頃は後に「売り」?とした大き目のお口はそう大きくもなかったようだ。

 

後ろの広告を見ると第二弾の「人生は回り舞台」という書もあるらしい。まだこれ以上の波乱万丈があるのだろうか。もう恐い。

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