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2018年3月13日 (火)

こどものなみだ

生活が一変したり、人との別れがあったりのこの季節、
ORIGINAL LOVEの「こどものなみだ」がしみじみといい歌だなと何度も聞き返しています。
伊勢正三さん「なごり雪」のアンサーソングだと言っておられたはず。

歌詞カードを手に取れば
“伽藍とした”の表記がいいなぁ。
“がらんとした”“ガランとした”より静謐な印象を受けます。

そういえばはっぴいえんどの「風をあつめて」で松本隆さんが選んだ言葉も“伽藍とした”でした。

一方で「子供の涙」ではなくて「こどものなみだ」とひらいてあって、
なぜそうしたのかを考えたりするのは、作り手から答えは伺えなくとも楽しい。

私は短歌を読む(詠むのではなくて文学として読むだけ)のが好きなのですが
同じことをあらわすのでもなんと多彩な方法があるのかと思います。
練って、突き詰めて、あげく選択したその一言、その表記。
受け取る側として味わって、なぜそうしたのかを考えることは本当に楽しいです。

…私のような人、かなり多いと思うのですよ。と、すると
送り手が考え抜いて書いた歌詞が手に取れない音楽配信なんてイヤだなぁと思いません?

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