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2018年1月 8日 (月)

雨の成人式の振袖対策

明日は(もう今日か)「成人の日」なのに全国的に大荒れのお天気だそうです。
晴れ着で式典やらその後の同窓会にお出かけの新成人の皆様を思うと他人事ながら振袖が心配で…。

着物ババア(と、着物に関しておせっかいな人を言うそうです)は迷惑よね、ウザいよね。判ってます。
そして私も近年は年数回しか着ない体たらくなので偉そうに言えない身です。
が、それを承知の上で雨の日の着物について乏しい知識を記しておきます。
もしどなたかの助けになればうれしいです。

●丈を短く着る。そのために紐を追加で持参。
着付けは大抵美容院ですね。ベテランの着付けさんなら黙っていてもしてくださいますが、普通に着付けた上にプラス紐一本足して裾を短くして貰ってください。帯のところまで折り返しても良し。
その上に雨コートです。振袖用の雨コートなんて今時持ってる人のほうが珍しいので、お母様かおばあさまの普通の雨コートでいいです。
袂はかるくたたんで入れる。

●足袋の替えは多めに準備する。紐もさらにあれば使えます。タオルも多めに。
会場までの草履はお母様のお古のウレタンでいいです。草履カバーがあれば良し、なければ爪革つけた雨下駄でも良し。
見た目がヘンだけどバッグとお揃いの正装用は会場まで死守。

●移動はお父様でもお母様でも運転手を頼んで絶対車。予定になければこの際全てタクシー移動。着物着ていると運転手さんが優しい気がしますので
何かとお願いしてしまってもいいかも。(入り口近くまで出来るだけ入ってくださいとか、荷物助けてくださいとか)
もちろんその時チップは弾んでください。

●和傘があったとしても、大きさ優先。とにかくデカイ傘を。

●荷物増えますので、それを入れるパッグか風呂敷が必要です。

●そもそも着ない、あきらめる。
これまで読んだだけでゲンナリですよね。
残念ですが、明日の着用そのものを止めにする。振袖を着る機会は結婚式やパーティーなど、まだ何度もあります。
スーツ姿も素敵ですよ。
(皇室の姫さまが卒業式にお友達の中で一人だけキリッとスーツだったなぁ)
え?レンタルだから汚しても平気?
私も数年前の雨の成人式に振袖ドロドロにしてイェーイ状態の馬鹿を見ましたが、そしてレンタルだと口走っていたのを聞きましたが、借り物だから汚していいなんて考え方は日本人にはありません。言語道断。

でもやっぱり着たとき。

●正絹に水は大敵です。雨粒はこすらずにそっと布で吸い取ってください。タオルより手ぬぐいやガーゼ素材のほうが意外とよく吸い取ります。
泥はねは触らない。着用中は見てみぬ振りで絶対触らない。

●帰宅したら着物ハンガーにかけて湿気を飛ばす。しみが見つかっても触らない。どこに汚れがあるか、雨による縮みが出たか確認だけする。
ネットで色んな対処法が見つかりますが、高価な振袖です。金糸や刺繍、絞りもありますね?プロに任せることにして一切触らないほうがいいです。
パールトーン加工していても同じです。

●レンタルなら即効でお返しする。
一週間以内の返却、という風に余裕があっても、先方からしたら染み抜きは早いほうがありがたいはず。早めに返却を。
紙袋に丸めて入ってたなんて話も聞きますが、袖畳みでもいいので綺麗にお返ししてください。

●なるべく早く、昔からの悉皆屋さんに相談する。(意外とまだお商売しておられるところが近所にあったりします)
もしくは購入した呉服屋さんに持ち込むか、お手入れ出来る所を紹介してもらう。
町のクリーニング屋さんは最後の手段、かな。餅は餅屋。呉服専門のところがいいです。洋服のクリーニング屋さんは普段着の着物はともかく、正装は…。
もっとも、クリーニング屋さんでも着物専門の部門を持っていたりするところはお任せできます。白洋舎さんとかはさすがに良かったと聞きました。
目の前で見てくださると思いますが、脱いだときに見た汚れの箇所を一緒に確認してください。

着物はもちろん高価ですが、新しく誂えても、譲り受けたものでも何より思い入れがありますものね。
お互い大事に、気持ちも受け継いで着られたらいいですね。
よい成人式になりますよう。老婆心失礼しました。

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