樟脳の入れ替え
休日と晴天が合わさって、かつ予定の無い日を秋になってから待ちわびていましたが、ずっと長雨と台風でお天気が悪く、天気予報とにらめっこが続きました。
やっと条件にかなう日がやってきて、懸案だった着物の虫干しとしょうのうの入れ替えがかないました。
全然衣装持ちではありませんが、それでも1枚1枚広げてしばらく干し、チェックしながらたたみ直してしょうのうを取り替えるのは手間がかかります。
着物の写真はご披露するほどのものではないので、手入れ中に撮った1枚。
きものしょうのうは某ホームセンターがめっぽう安くて買い込んでいます。
たとう紙もシワが目立つのはそろそろ取り替えたいところ。
近年とんと和装の機会が少なくなりました。
着物雑誌が好きで、着物本も山のように読み、呉服屋さんのショーウインドーを素通りできないタイプの私でも実際に着るのは年2~3回あればいいというていたらくです。
柔らかものを着つける自信があんまりなくて、堅いものだとまぁ大丈夫。
そしてお太鼓を結ぶたびに毎回手順を確認して、汗だくのタコ踊りで完成したらクタクタ。このレベルですからハードルが高くてねぇ。
春と秋の手入れの機会のたびにもっと着ないともったいないなと思い、普段着を半巾帯で着て上っ張りというスタイルでいいからチャレンジしようと誓うのに出来ません。
まず前の日から着物と小物を合わせ、じゅばんの襟つけが必要で、
当日は前述のようにタコ踊りして、着たら自転車には乗れずダッシュも出来ず、脱いだら風を通して汚れを確認し、ベンジンで拭くなり悉皆屋さんにお願いするなりして、肌着洗って足袋洗って襟はずして洗って…。
あー、また今度でいいやとなりますよねぇ。
だって呉服屋さんですら洋服姿で店頭にいらっしゃるくらいですものね。
とは言え、愚痴グチ言いつつも着物に触れつつ、譲ってくれた母のことや、前にこの着物を着たときのことを思い出す作業は楽しいものでもあります。
こういう点が着物の喜びでもありますね。
作業のBGMはバート・バカラック。
いいライプやコンサートに行くとしばらく音楽を聞く気になれないので、3日ぶりに音楽を聞きました。
町のどこかで流れていても、電話の安っぽい保留音になってさえも「あ、バカラック」と耳が捕まってしまう。
豊かで、洒落ていて、品がよくて茶目っ気のある、言うまでも無く素晴らしいメロディ・メーカーで大好きです。
最近この2枚をよく聞いています。
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