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2017年1月

2017年1月30日 (月)

Suchmos 「THE KIDS」

Suchmosの新譜「THE KIDS」。
カッコイイですねぇ。

最初に聞いた時は、耳に馴染んでいた既発曲と新曲とが頭の中で変なマーブル模様を描いた感じでちょっと戸惑ったかも知れません。
(もっともこれはどのアーティストの時も起こる現象ですが)
特にアルバムって新曲で幕を下ろすことが多い中、「BODY」がラストに来ていてちょっと驚いたかな。

ですが、何度か聞いてアルバムの全体のイメージが自分の中で出来上がって消化をはじめたら、もう病み付きですわ。尖って挑んできた、というトコロにうおーっ、となったりニヤっとしたり。
いい意味でイキってて(この言葉は関西ニュアンスで読んでね!)エエぞー。

まぁ、アルバムへの褒め言葉はもう巷に溢れ返っていますので私がつたない言葉でだらだら書くよりもそちらをご覧くださいませ。

アートワークも素晴らしいですね。
モノクロームの写真にイエローでバンド名の型押し。多分このイエローの選定がポイントだったのかな。
多彩なイエローの中からこの色を持ってくるセンスが素敵だ~。
そして前小口にも同色を持ってくる、特に珍しいやり方ではないかも知れませんが着物の袖口のようで綺麗ですね。

「THE BAY」よりもちとコストがあがってます(笑)
考えたら紙ジャケでないとこのデザインは出来ないんだなぁ。

デザインはSuchmosのロゴデザイン(これもややクラシックなニュアンスにグッときます)と同じ佐藤穣太氏。
雑誌「SWITCH」の記事もラフも興味深く拝読しました。
私グラフィックデザイナーの娘でして、父の小さな事務所で門前の小僧として見覚えたせいかアートワークはものすごく気になるんですわ。
(OLさんトコも頑張ろうね←余計な一言)

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写真のバックにあるのはTSUTAYAのフリーペーパー「Va」の広告、インタビュー面の裏です。ツアーカレンダーですが普通に6月までのポスターカレンダーとしても使えます。半年使えるということは読み捨てられないということで、出稿側にもファン側にも無駄のないいい広告です。エライ。

2017年1月23日 (月)

寒中猫と遊ぶ

雑誌「SPUR」3月号、Suchmosの記事をちょっと見てみるだけ…と店頭で手に取ったら
あら不思議、足がレジに向かうではありませんか。
「SWITCH」と「ミュージックマガジン」が読み応えあったので調子に乗りました。
まぁ「SPUR」は好きな雑誌だし、中々いい感じの記事で6頁もあったから良いとしましょう。
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今日はとても寒い一日でした。
お休みだったのでコタツから亀のように首だけ出してDVDを見ていたのですが、ふと外を見るといつの間にか雪が降り出していてみるみるうち軽く積もりました。

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写真は家から5分くらい歩いた土手から夕方に撮ったもの。
目の前の山が冠雪していました。
小学校の時に雪中登山で出かけた山です。まだあの行事はあるのでしょうか。
その登山の時に山頂で生まれてはじめてカップヌードルを食べてあまりの美味しさに驚いた記憶があります。
今考えたら、インスタント食品をあまり食べさせてもらえない家だったのと、冷え切った体に熱いスープがありがたかったのと、友達皆で食べたことと、並んで先生にお湯を入れていただいたその手順が珍しかったことが合わさって頭に焼きついたんだろうと思います。
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写真を撮っての帰り道、猫に遭遇。
触らせてくれたので、体のくっつき虫を取ってやったら「こいつは使えるヤツ」と思ったのか背を撫ぜろ、遊んで行けとしつこく頭突きされました。
すりすりして帰らせてくれないのでしばし交流。愛いヤツじゃ。
しかし猫の写真はむずかしい。岩合光昭さんのように話しかけつつ撮ってみましたが反応薄し。
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書いてみて、今日のはなんだか暇なご老人の日記のようだ…。

2017年1月21日 (土)

「SWITCH」と「ミュージックマガジン」と「クリスマスライブ」

今日発売の雑誌「SWITCH」と「ミュージックマガジン」はどちらもSuchmos特集です。
通勤の乗換駅に、よく使う大型書店が二軒あるので、どちらかで買うつもりでした。
雑誌やベストセラーに強い超大型店Aとやや地味ながら堅実な品揃えのK。
今日はAだなと立ち寄ったら…無い。毎号この辺りに置いてあるのを見ているのに最新号が無い。

いやな予感を抑えて恐る恐るレジでお尋ねしたら、今号はどちらも取り置き予約分で完売とのこと。
うわーっ、出遅れたー。
仕事柄、開店直後の時間帯に立ち寄れるので、今まで欲しい雑誌を発売日に買いそびれたことはありません。
これは想定外!
慌ててKへ移動して何とか無事に手に入れたものの、こちらもすでに残少という状況でした。

来週発売のアルバム「THE KIDS」初回限定盤がネット上から早々と姿を消し、プレミア価格がどんどんあがっていくのを見ていたのに、特集雑誌が普通に買えると思っていた自分を反省しました。危なかった。
アルバムはさすがに予約済みなのであとは手元にくるのを待つばかりです。
(初回盤はまだ難波のタ○レコで予約受付中でしたよ。実店舗では今でも予約できるところがあると思います)

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とりあえず「SWITCH」の田島貴男さん寄稿文のみ読みました。
ミュージシャンとしての分析と解説に、先輩としての優しい視線が加わってとても良かったし、特に(笑)の前の一文は、かつてご自分がそう思いながら過ごしていたのかなと思いました。いや力の入ったものでした。

グラビアなど残りはゆっくり楽しみます。

そして、これを書きながら聞いていたFM COCOLO 「Billboard PREMIUM PLUS」ではORIGINAL LOVEのクリスマスライブから
「BLUE TALK」「R&R」「Winter's Tale~冬物語」の3曲がオンエアされました。

盛り上ってるなぁ。客席はこれ聞きながら飲んだのねー。なんとうらやましい。
私もラジオ前で思わず飲みましたとも。この雰囲気はバーボンでしょ。

カッコイイっ。ボーカルもだけどギターすごいなぁ。伝わるパワーにニコニコしましたよ。ただDJさんの説明だと、冬物語に高野さんが登場したと思う人がいないか心配です。
1・2番とも当然通して田島さん、ハモリは木暮さん(だよね?)でした。

満足して聞き終えた後、田島さんのツイートを見たら「ジャズロック」というワードがあってさらに興奮しました。
もちろんどちらの方向に向かれてもクオリティに不安はありませんが、自分的には待望の方向かも。むっちゃ期待です!

※読了後追記
どちらの雑誌も読み応え大!
「SWITCH」であっ、と思ったのはYONCEくん、バレエ経験者だったのか。
どれくらいやっていたのかはわかりませんが、ゆらゆら揺れてる動きのサマになる感じや色気(華、と言っても良いんだけど)の伝達方法をどこで身に着けたのか不思議だったんです。
道理でねぇ。
もちろん天性のものも大きいでしょうが、人前に立つ人にとってバレエ経験って武器になるのよね。見せ方を無意識に体得しているんだと思います。
色気って別に過剰に下品にアピールしたり、媚びることではありませんよ。個性からにじみ出る、醸し出るものね。

※1月22日さらに追記
YONCEくんは、SWITCHへの田島氏の寄稿にほろっときたそうです。あたたかい言葉がうれしかったと。@MUSIC FREAKS

2017年1月18日 (水)

カルテット

TBSドラマ「カルテット」。
松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平と主演4人の俳優さんの名前を見ただけで楽しみにしていました。
期待にたがわず。うわー。これ好きだ~。

俳優さん達が皆上手くて、余韻のある演出も綺麗な映像も笑いどころもいい感じです。
もたいまさこ、イッセー尾形という俳優陣も好きな顔ぶれで、久々に初回をもう一度見ようと思ったドラマが来たっ。

4人の顔ぶれ以外の予備知識を持たずに見たので、このまま公式サイトも見ず、世間の評判を検索したりもせず視聴を続けるつもり。
願わくば、恋愛模様よりも人間関係のドラマになって行って欲しいなぁ。サスペンス面がどうなっていくかも楽しみ。
保存版にする予感があるのでとりあえず消去せずに録画を溜めていく予定です。
エンドロールも素敵。

他の1月スタートのドラマ、今年の大河ドラマは興味が持てなかったのでお休みにしたし、「下克上受験」は一話目の途中で脱落。
NHKの「お母さん、娘をやめていいですか?」は中々面白かったので次週も楽しみに。
あとはテレビ東京から3週遅れで地元局でも放送の決まった「バイプレーヤーズ」も楽しみです。

2017年1月16日 (月)

アショカチャイマサラでスパイスクッキー

昨年6月に買ったチャイ用のミックススパイス「ヒマラヤ アショカチャイマサラ」。これを買ってからチャイが我が家の定番飲み物に加わりました。

さすがに真夏は暑くて途絶えましたが、以後は蜂蜜入りやらシナモン増量、生姜追加バージョンなど色んなチャイを作って楽しんでいます。適当に作っても毎回美味しいし、ちょっと小腹ふさぎにもなります。

以前にも書きましたが作り方はいたって簡単です。
小鍋にお湯を沸かし、コクのあるタイプの紅茶葉をたっぷり目に入れる。
グラグラとしっかり煮出してから牛乳または豆乳を投入。(←コレ書きたかっただけやん)
ほんの少しのミックススパイス(一杯に対して耳かき3~4杯程度)と必要ならお砂糖を入れて沸いてきたら火を小さくしてまたしばらくグラグラ沸かす。
茶漉しで漉して完成。
前述のように色々入れて試すこともあるせいか度々飲んでも意外と飽きません。

さらにこれを入れたスパイスクッキーも美味しいです。
親しい人が来たときに出してみたら絶賛をいただいてご満悦だったんですが、実は基本のクッキー分量にこれを追加して焼くだけです。
お砂糖をなるべく減らして、スパイス多めにしたら大人向けの良い感じになりました。

薄力粉100グラムに対して3~4グラム程度入れています。
あとは無塩バター100、砂糖50グラム、卵黄2個、塩ほんの少々。
もう書くのも恥ずかしいほどのフツーのクッキーの手順ですっごくおいしいのが出来ますのでお勧めです。
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出来上がりはこんな感じ。

届いた時は、こんなに大きな瓶を使いきれるのかと思いましたが楽勝ですね。

これをきっかけにスパイスって面白いなぁと気付いて、最近はこんな本を読んでいます。

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もちろん遠因に田島貴男さんのスパイスカレーブームがあることも否めませんし、そもそもこのチャイマサラ、ORIGINAL LOVEのCD注文のついでに我が家に来たので自分の中ではちゃんとつながっているみたいです。

Love Jam Vol.2、成功おめでとうございます。ツイッターで何度も何度も発信しておられるのと、インタビューでの「様々なリスクはすべて自分にある」発言を重ねて、ちょっと心配してました。
25年続けてきた人が「音楽がんばってやってて良かったな。」と素直に素朴に口に出来ることにちょっと感動しました。

2017年1月14日 (土)

マドラスカレー 千日前

お昼ごはんは千日前の「マドラスカレー」に行って来ました。
大阪では有名なカレー屋さんで、前を通るたびにいい香りにクンクンしてしまいます。

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オリエンタルホテルのすぐ北側の路地の奥にお店があります。コワい所ではないので安心してお進みください。
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店構えはこんな感じ。女性一人でも入りやすいお店だと思いますよ。
この日の厨房とフロアはタテにもヨコにも大きな男性がお二人で切り盛りしておられました。

忙しい中、お金のやり取りをしなくてもいいようにということなのか、注文は食券制です。
販売機の表示がシンプル過ぎていまひとつ選びにくいかもしれませんが、その場合は先に着席したら、詳しく書いたメニューが卓上にありますので、それを見て決定してから改めて食券を買いに席を立てばよろしい。と、いうか皆さんそうしておられました。
食べたいメニューと食券の組み合わせがよくわからない時、たとえばシンプルな中サイズにチーズとカツを乗せたい。
ん?どう買ったらいいの?とか、両替してーとか、皆さんてんでにお店の方に話しかけておられます。

そう、先ちらっと書きましたが、このお店のカレーは小・中・大の表記で、そこへなにかトッピングしたい人はメニューから選んで組み合わせる仕組みです。
私は小サイズにチーズトッピング+サラダ付きのレディースセット800円をいただくことが多いのですが
今日はごくごくあっさりと「小」単品です。普通の量を召し上がる女性なら「小」で十分な量があります。
注文してしばし待つ間に店内をキョロキョロ。

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色紙がびっしり貼ってあります。グランド花月が近いので吉本の芸人さんのものが多いのですが、俳優さんのものもありますね。私の座った席の真上には六角精児さんのものがありました。
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卓上のセットはこんな感じです。らっきょうと福神漬け、ティッシュとお水。

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すぐに出て来ました。これが「小」600円。

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で、こっちはツレの注文した「中」700円。
わかりにくいですが、スプーンの大きさでなんとなくご想像ください。中サイズでもけっこうタップリ量です。
メニューには「大」サイズになんやかんやトッピングしたものすごい写真が載っていましたが、あんなのお腹にはいるんかな。

さっそくいただきます…甘いんですよ。
なんの甘さかな、ハチミツとかフルーツとかそんな系統の甘さ。
で、しばらくすると、けっこうな辛さがやってきます。おーいーしーいっ。
一所懸命わしわし食べて、お腹いっぱい大満足。スパイスのせいかしばらくお腹の中がほかほかします。

日本橋のお店の方が有名かも知れません。大阪に何店舗かあるようですが、どうやらチェーン店ではなくて暖簾分けして増えた様子です。

さて、カレーの後ってどうしてもコーヒーが飲みたくなりますね。
マドラスカレーの後は北に向かい、阪神高速を超えてすぐの丸福珈琲店へ。
インディアンカレーの後はすぐお向かいのアラビヤコーヒーへ。
自分の中でなんとなく組み合わせができてるなぁ。

2017年1月13日 (金)

レナウン・ダーバン ファミリーセール

前回、ひょんなことから出掛け、会員登録しておいた「RDI レナウン・ダーバンファミリーセール」。
またやりますよと入館証が送られてきたので行ってきました。
特にお目当ては無し。休みの暇つぶし感覚です。

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会場は秋と同じくマイドームおおさかです。

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手順も一緒。最初に3階に上がって欲しいものを確保しながら2階でいったん清算、1階は対面清算です。
この間来た時は3日間あるうちの最終日でしたが、今日は初日です。

初日はやっぱり物が多い。ワゴンのお得商品の量が違う。
ベルトやらポーチやら、ついついでに買ってしまうような小物も充実しています。やっぱりこういう催しは初日に来るものなんですね。前回とは買い物に来ている人の熱気も違うように思います。

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冬物最終大処分と案内にあったので、シンプルでベーシックで長く着られそうなニットがそれなりの品質であれば買おうかなといくつか手に取ったのですが、どうも気乗りがしません。

実は最近、何を着れば良いのかよく判らなくなって来ましてねぇ。
世の中の「これくらいの年齢・属性の女性はこんなのを着ます」という型と自分の好きなものと、好きじゃなくても仕事で着用が望まれるものの摺りあわせが出来なくなっているのです。

同世代の友人に尋ねたら多かれ少なかれ皆それは思っているようなので、そういう時期なんでしょうか。
故に洋服を買うのはお休み中というか様子見中なんです。
流行に興味はないし、雑誌などに乗せられたくはない。
とは言え人前に出るときのある程度の客観性はいるんだろう。
そもそも予算も潤沢ではない。
本当に好きで楽なものばかり着るのもちょっと違う感じ…。

そんなことを考えていたら、結局手にした商品も止めにしてしまいました。
山のような洋服を見ながら、無理して買うこともないかという確認をする一日になって、それはそれで有意義と言えなくもない。

1階の食料品・雑貨関係ではなんやかんやと買いこみました。結構お安いです。
最近は食べ物と消耗品の他には本とCDしか買ってないような気がするなぁ。
まぁ、そのうち今後の洋服の方向性も決まり、物欲も復活する時が来るでしょう。

2017年1月 8日 (日)

中村勘三郎 最期の131日

「中村勘三郎 最期の131日 哲明さんと生きて」波野好江さんの著作。
勘三郎丈が亡くなられた一年後の2013年12月にこの本は出版されました。
そのことは知っていたものの中々手に取る気になれず、それからさらに3年経った今になってようやく読了。

読む気になれなかった理由はいくつかあります。

ファンとして勘三郎さんが居なくなった喪失感が大きく、写真集や芸談ならまだしも、闘病記なんてとても読めないと思ったこと。

そもそも闘病記というものがあまり好きではないこと。
加納朋子さんや中島梓さんのようにプロの力でちゃんと読ませるものは立派な「作品」として成立していますが、過去に読んだ闘病記の中には暴露や医療への恨みに満ちただけで、読み手としてはそれは内々でやれと言いたい読後感のものがあったこと。

まったく個人的に、病院や治療の描写で自分が病を得た時のことや親族の看病を思い出して落ち込んでしまうこと。
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で、今回。
やっぱり読んでいて勘三郎丈の色々な舞台を思い出し、個人的な出来事のあれこれを思い出して悲しくはなりましたが、意外とさっぱりと読み終えました。

周知のことでありますが、奥様である好江さんは成駒屋さんのお嬢様。
ごきょうだいが舞踊の中村梅彌さん、歌舞伎の中村福助さん、芝翫さん(まだ呼び慣れないな)で、中村屋さんとのご結婚により歌舞伎役者のほとんどが親戚になったと当時話題になりました。

そのお二人のなれそめからご夫婦としての日々、勘三郎さんの闘病がこの本の内容となります。
ご夫婦や息子さんたち、お嫁さんからご友人のあれこれや、医療スタッフの動きとともに、薬の名前、出来事の日にちなどもきちんと描かれています。

読み終えて「ここでこうしていれば」「もしこれを選ばずにいたら」となんとも辛いポイントがあるのですが、それは第三者が後になって思うこと。
医師や治療への恨み言や責任転嫁がまったくないこと、後悔もあとがきにちらっと出てくるのみに出来るだけ排している点が見事です。

坂を転がるように悪くなっていく中で、息子さんたちからの肺移植の話まで進められていたという事実には呆然としました。
うーん、これに関してはお医者さんが検討する理由も出て来るので理解できる反面、勘九郎丈、七之助丈の今後を考えるとちょっと待ってと言いたくなります。
それを待たずに手の施しようがない状態になられたためにもちろん実行はされなかったわけですが…。

この本は闘病記、回顧録でありつつ、医師からの説明概要の掲載と主治医へのインタビューもあるので、医療ドキュメントと言える面もあります。
予想していたよりずっと冷静な、きちんとした本でした。
大竹しのぶさん、野田秀樹さんからの文が巻末にあり、これでこの本がぐっと奥行きを増した感があると思います。お二人が応えてくださったことは良かった。

そして、一つ目の病院のインタビュー掲載が病院の規定で見送られたとあるのですが、これはぜひ読みたかったところです。
病院から見ても規定とやらを破ってでも他の病院と並んだほうがなにかと良かったのでは?
欲を言うとお父様がのっぴきならない状態になってからもずっと舞台をこなしておられた息子さんたちの言葉が聞きたかったかな。

そして、奥付まで来て「構成 島崎今日子」とあり、思わず声を上げましたよ。
道理で。
「芸」というもの、その道での「闘い」を理解しておられる信頼できるライターさんだと思っています。この方が手がけられたものでしたか。

改めて勘三郎丈のご冥福をお祈りします。
市井の一ファンに過ぎませんが、お客さんがとにかく楽しくて、勘三郎さんも楽しくて、それを見てまたこちらもうれしくて、発散するエネルギーが熱くて、明るくて、時々やりすぎて、それもまた愛された舞台、まだまだ思い出していますよ。

2017年1月 4日 (水)

紅白歌合戦

新年が始まりました。
お泊まりの客人が帰ったあとは、ひたすら洗い物と片付けにあけくれ、今日は布団カバーやタオル類、長襦袢(今年はポリにしたので洗濯機OK)まで洗濯に次ぐ洗濯とさらなる片づけに終始しました。

あとは煮物の残りや切れ端を賞味期限順にやっつけ、飲み残しのお酒や焼酎をやっつけ、開封済みのお菓子や手土産をこれまた賞味期限順にやっつける数日が控えています。
大変だけどいつものお正月が過ぎていきました。いい年でありますよう。

巷であれこれ言われているようですが、紅白のグダグダっぷりはすごかったですね。なにかが根本的に間違ったまま時間だけ過ぎていってしまったような番組でした。
真偽のほどは知りませんが、今年からスタッフさんが変わったそうで、そういう影響もあったのでしょうか。ボロボロすぎて、指の隙間から見ちゃいけないものを見るような気持ちで見守っていたら終わったという感じ。

あ、石川さゆりさんのお着物はいつものようにすごかった。あの拵えで我が家一軒くらい買えたりして?

うーん。素人考えですが色々詰め込みすぎじゃないですか。
私個人の好みだと、すっきりスタイリッシュ、華麗でちらっとユーモアもありという路線で見たいんだけど、もう、米アカデミー賞とかトニー賞の丸パクリしちゃったらどう?
とお雑煮をいただきつつ発言しましたら、一同から好き勝手なアイデアが出ました。

●24時間紅白やるの。で、童謡、クラシックなどもありのオールジャンル。ラテンもジャズも長唄も詰め込め。●司会者ってそもそも要るのかな。●24時間って夜中に歌うの?そっか、ナマじゃなくて事前収録したらいいのか。●そう、そのかわり、これが今の自分のベストですという自信作を提出する。●新曲でも代表曲でもやりたいものを一曲ね。●各人の人脈でコラボしても良し、ライブ映像にしても良し、ただ歌い上げても良し。お客さんに聞いてもらいたい形を作り上げる。●もちろんNHK側も演出を企画し、アーティスト側の希望を形にするために尽力すると。●そんなに放送時間が長いんなら、大体のジャンル分けをして、歌手と曲目は事前発表とデータ放送で確認できなきゃ。●全てはまず「歌・曲」ありきで作ってよ。●特に演出上に理由のない限り口パクは不可。そこはプライド持って頂いて。●紅白の勝ち負け?んなもんいらん。大トリは永平寺の除夜の鐘決定。●見るほうは好きなところを選んで試聴。●普段聞かない意外な方が良かったとか、あの演出が良かったとか話題になった場合に備えて曲単位で見直しできる方法は欲しい。

でるわでるわ。
出演者の選定が難しく、結局NHK任せかーとか、投票にしたら某お嬢さん方の天下は変わらないなぁという点が片付かず、お子様向けは夕方とか、演歌は夜かなとか、どうしても聞く人の少ないジャンルは未明になってしまうねとか、あと、最後22時あたりからラストは結局取り合いになっちゃうから抽選するの?とか、ハプニングが起こり得ないのがちょっとツマランとか、でも物故者も出られるぞとか、

お正月の与太話ですが、座にいた全員がとにかく「紅白つまらなすぎ」という点で意見が一致した故の盛り上がりを見せました。あ、実際は関西弁のやりとりです。

…NHKさん、世の平凡な音楽好きたちの意見として一読いただければ幸いです。皆受信料はちゃんとお支払いしております。

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