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2016年12月19日 (月)

SMAP 「SMAP 016 / MIJ」

「真田丸」完走。
いやー、一年間楽しかったです。

歴史に弱い私の中で、登場人物それぞれのキャラクターが立ち、やがてイキイキと動き出すのがなんだか不思議でねぇ。
面白くて毎週日曜を待ちかねました。
特に小日向文世さん演ずる秀吉は圧巻でした。もともと大好きな役者さんですが改めてその素晴らしさに感嘆しきり。

最終回、最後に佐久間象山の名前が出て、ああ、歴史って繋がっていくのねと思いつつ前の三谷作品の大河ドラマ「新選組!」で演じた石坂浩二さんの顔が浮かぶあたりは三谷マジックにかかってるなーと苦笑…。

       ※※※※※※  閑話休題  ※※※※※※※

さて、「図書館収蔵CDでORIGINAL LOVE 田島貴男さんの提供曲を聞いてみようシリーズ」第四弾。
SMAPの2003年のアルバム「SMAP 016 / MIJ」から「たてながの自由」です。

前回のV6の時に「次はSMAP」と決めてから3ヶ月も間があいた理由はただひとつ。図書館の予約が詰まっていたんですね。
古いアルバムのせいか、下調べした時には予約ゼロという状態が続いていたのですが、いざお借りしようと思ったら何人もの予約が入っていて今になりました。
これはやはりSMAP解散を目前にして、CDを聞きたい人が増えたからなのでしょうか。さすが人気者です。(買えよ、という話は置いておいて)

16枚目だから「016」なのね。キリンジ方式でわかりやすい、と思ったのに15枚目のオリジナルアルバムだそうです。
(キリンジのオリジナルアルバムは3枚目が「3」。7枚目が「7」)
調べたところによると10は映像作品に使っために、その後ひとつずつずれて行ったらしい。
あかんやん、ややこしなるやん。と思いますが、遊び心なんでしょうか。
ちょっとイラッとします(笑)

MIJとはMade In Japanのことだそうです。
図書館のCDはもうボロボロで、この13年間、いかに多くの人の手から手へと渡ってきたかがうかがい知れます。
乱暴に扱って傷んだというより、あまりに貸し出しが多すぎて仕方なく傷んじゃったところに、さらに手ずれして薄くなってるんですよね。
さすが「国民的グループ」です。

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このアルバムは2003年6月のものでORIGINAL LOVEは同じ月に「踊る太陽」をリリースしています。
「たてながの自由」は作詞 町田康さん、作曲 田島貴男さん。
シングル曲ではないのに聞き覚えがあって、そのことに驚いています。ワタシどこで聞いたんでしょう。
さすが「国民的…(以下略)」
ガーッと押していく、勢いあふれる楽曲で、編曲もカッコイイんですね。(久保田光太郎さん)
ドラムがまたワクワクしていいんです。このアルバムはクレジットがちゃんと載っていて、江口信夫さん。納得。

Img_4345

アルバム「踊る太陽」の「こいよ」コンビの作品で、同時期につくったものでしょう。
当時の田島氏のラフで開放的な感じでセルフカバーして欲しい曲です。
今回、当時の雑誌記事やらインタビューを引っ張り出していくつか読み返してみましたが、とにかく忙しそうな時期です。
実際「忙しい」という言葉が頻出していて、でもその一方で「苦しみ足りない」なんてワードも飛び出しています。
夢中になっていたボクシングの話も必ずぶっこんでますが(笑)
今に始まったことではありませんが、田島氏の中身はいったいどうなっているんでしょうか。

当時のインタビューの中に「踊る太陽」は「外向きな傾向の中で作った」とありました。
「町田さんや友部(正人)さん、矢野(顕子)さん、僕が全部「そういうふうに(いろんな方と一緒に仕事)したい」って言い出して自分で電話して連絡とって、直接コミュニケーションとって作っていった」そうです。
同時期の「たてながの自由」に疾駆するものを感じるのはその時の「開く田島」状態が反映されているのかしら。

そんな中参加したスマップの「016」は豪華作家陣です。
トータス松本さん、KANさん、つんくさん、槇原敬之さんと派手なラインナップの中、キハラ龍太郎さんも曲を提供されています。
これを競演とは言わないでしょうが、こんなところで初期ORIGINAL LOVEがご一緒に…と聞き手としては少々感慨深いです。
アルバム全体を通して聞くと贅沢なつくりで面白さもあり、クオリティも高く、さすが「国民的…(もうエエって)」

スマップさんの歴史もあと2週間足らず。
いつだったか、解散が決まってからの「スマスマ」を音楽ゲストの矢野顕子さん目当てに見たときのこと。
お料理コーナーのゲストが橋下徹さんで、大阪の「天満切子」を全員へのお土産に持って来ておられました。
「天満切子」を説明しながら橋下さんは「いつか皆でこのグラスをつかって呑めるときがくればうれしい」と言いかけたのに、
中居さんが話をかぶせて急いで終えたように見えて残念だったんですね。
単に時間がなかっただけなのか、しんみりムードにしたくなかったのか、「ソコ触れんといて」と思ったのか。
見ていて「あぁ…」と思ったシーンでした。

なんかこう…表向きだけでも茶番と言われても、ファンも含め皆さん笑顔で終われたら良かったのにね。もったいないです。

追記・町田康さんの「テースト・オブ・苦虫」1・中公文庫版の解説も田島さん。

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