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2016年5月 5日 (木)

今日は一日ジェームズ・ブラウン&ファンク三昧

5月3日のNHK-FM「今日は一日JB&ファンク三昧」。
ずっとラジオをつけっ放しにしながら、長時間楽しみました。
耳を預けながら、手元はあちこちを磨いたり整理したり、アイロンかけたりとなにかしら家事で動かしていたのでなんだか家がすっきりとしました。
そういう意味でもよかったです。

私の一番のお目当ては、山下達郎さんがご出演の部分でした。
事前告知で夕方5時から6時ごろとあったのですが、実際は6時半ごろまでスタジオにいらっしゃいました。

さすがにそれまで5時間近く聞いているとダレて来ていて、また直前の堂本剛さんのトークが長過ぎて疲れていたのですが(ファンク好きなのは伝わりましたよ~)ファンというのは正直なもので、達郎さんのお名前コールがあると復活!
ここからは「ながら家事」の手を止めて、お茶を片手にかぶりつきで楽しんだのでした。

基本のキの話なんですが、NHKさんはあくまでジェーム「ズ」・ブラウンなんですね。
私は「ス」と濁らない派で、達郎さんはどっちだったっけと注意していたのですが、けっこう微妙。
大抵は「ス」派に聞こえ、でもときには「ズ」と言っていたようにも聞こえました。

当然自分の担当部分はご自宅でマスタリング済みの最高の音質にしてデータ持ち込みでした。いつものことでファンは別に驚きません。ハイ。

普段にも増して早口でご本人もノッていたように聞こえました。
私はド素人なのでただただ感心しながら聞くばかり。よくわからない部分もあるわけですが、ディープな話って聞いていてむっちゃ楽しいのです。オタクな人大好き。

テレキャス持参でコード解説しながらガンガン弾く。
(指にバンドエイド貼っていて弾きにくかったようですが、達郎さん、それは商品名です。NHKでは「滅菌ガーゼ付き絆創膏」でよしなに)

出演部分は「生」ではなかったのかな?
以前、サンデーソングブックで
「達郎さんは解説のためにずっとギターを抱えながらマイクに向かっているのか」とリスナーに問われて
「んなことはない、必要なときに手にとって弾くだけ。その間にできる「間」は編集段階で切ってもらっている」と笑っていたことがありました。
今回も同じやり方だったとしたら、事前録音だったということなんでしょうが、その辺りの話は無かったか聞き逃したかのどちらかだと思います。

進行のオダイジュンコさんが、昔原稿にグルーヴという言葉を使用したときに担当者に意味が伝わらなかったという話を受けて
「自分で勉強しろって言いなさいよッ 」
「人に教えてもらおうって根性が悪いんですッ」と江戸っ子らしい毒を吐くときもあり、こちらはニヤニヤ。

なにしろ出番からこちら、伝わる空気が濃いんです。

お客さんを踊らせようという意識を達郎さんは持っていない、JBは持っているというあたりの話は興味深かった。

グループサウンズの話のときにNHKさんが曲かけミスという大チョンボをやりまして(と、いうことはやはりタツロー部分もナマなの?)
ラジオ前で首をかしげたあとでコケるということもありましたが、JB → ズーニーヴー → ゴールデンカップス の流れで聞けたのも楽しかったてす。
と、いうか曲ミスはけっこう何度もありました。NHKさん、しっかり。

こんな番組があるという話を事前に書いたときに、達郎さんはジェームス・ブラウンはこの世で一番歌が上手いと言っていると書きましたが、これは間違いでした。「宇宙一歌が上手い」ということだそうです。「宇宙一」の方がなんか良いですね。
独自性があり、単なるシンガーじゃない、どこにもない。
音楽が与えてくれた「力」というところにおいて一番だ。
ツアーに出たらJBか志ん生を聞きながら寝る、と力説していましたよ。超越している、別格とも言っていたかな。

I'm A Greedy Man が達郎さんお気に入りのJBアップテンポ曲の最高峰だそうです。

とにかく濃密でお値打ちの一時間半でした。
その分ニュース後の夜はまた疲れてしまい、番組完走とは行きませんでしたが楽しい一日でした。

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