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2016年4月30日 (土)

芦屋で散歩 1/2

最近、自分の中で何度目かの谷崎潤一郎ブームがやってきて色々読み返しています。
時はちょうどゴールデン・ウイーク。
ふと思いついて芦屋市の谷崎潤一郎記念館に行って来ました。

連休の人混みは嫌なので、行楽地や名所は行きたくない、けどちょこっとお出かけしたいという気分にぴったりの行き先です。
我が家からは一時間半くらいでしょうか。
メインは記念館、ついでに買い物と散歩して来ました。

JR大阪駅からの快速急行が3分遅れ。車内アナウンスによれば「多くのお客様の乗り降りの為…」が理由だそうです。
お天気もいい、まだ連休初日で体もお財布も元気。となればやっぱり皆さんお出かけするのねー。

さて、JR芦屋駅の南口からバスに乗りました。歩いても30分くらいらしいのですが、この後あちこち散歩したいので余力を残すため行きはバスを選びました。駅から南方向に乗車10分くらいでしょうか。

阪神間は北が山、南が海、そこを東西にJRと阪神、阪急の電車が通っていて、割合コンパクトな街が並んでいます。
事前に行きたい場所の位置確認をちゃんとしておけば、あとは勘で大体歩けてしまうという散歩に最適のところなんです。

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これが谷崎潤一郎記念館の入り口。図書館、美術館と3つ並んだ市立の施設のうちのひとつです。
写真には写りませんでしたが、玄関左に巨石があります。これは阪神大水害のときに旧谷崎邸に流れてきた石だそうです。阪神大水害は「細雪」にも出てきますね。
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今は「物語の棲み家」と題した特別展中。谷崎は生涯に40回も転居したそうです。
小説のイメージが浮かぶとそれにあわせた家を求めて移動したとか。
あと、複雑な人間関係もありましたしね…。
神戸近辺の地図上に引っ越した場所を記したものが展示してありましたが、せまーい範囲をウロウロしています。

西宮の税務署に納税を待ってもらえるよう依頼した手紙が面白かったです。こころなしか文字が硬い(笑)
一番の収穫は小磯良平の挿絵原画。箪笥から和服がこぼれ、女性が前に座る構図のもの。いいもの見せていただきました。
小磯画伯は何を描いても「画品」があって、ため息が出ます。

コンパクトな記念館ですが、綺麗なお庭もあり、硬軟とりまぜた関係図書も見せていただけます。
今日はロビーで藤十郎さんの「曽根崎心中」写真展をやっていて、上方歌舞伎ファンとしてもラッキーでした。お庭は外に出ることも出来ますし、明るいロビーのソファから眺めることも出来ます。

その後は海へ。すぐ近くが芦屋川の終わりと海がぶつかるところです。
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波の音を聞いて、遊ぶ子供たちを眺め、潮風に吹かれた後はそのまま川沿いの道を北上します。
街全体がゆるやかに坂になっていて、目の前に山がある、都会と自然のバランスが絶妙な素晴らしい環境です。
10分ほど歩いて、川と阪神高速神戸線が交わるところを東に向かい、今日の第二の目的地「MUSICA TEA」へ。
ムジカさんはお見せしたいものが多いのでこれは別項で。

その後は買い物した紙袋を提げて気の向くままトコトコと。
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ふくろうのレリーフがあるクラシックな建物、なんと芦屋警察署の裏口でした。表は現代的な建物だったので
建て替えの時に旧建物のものを残されたのでしょう。

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カトリック芦屋協会。美しいです。
中の様子もさぞかしと思いながら外観を楽しんでいましたら、小さな案内にどなたもお入りくださいとありました。
心動いたのですが、信仰心をもたずに(私は無宗教なので)建物への興味だけで拝見していいものか迷い、結局ご遠慮してしまいました。
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途中、いまどき珍しい丸ポストや、通学路の信号の旗を発見。懐かしいなぁ。
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通りがかった公園ではもう藤の花が咲いていました。良い香りです。

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