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2016年3月14日 (月)

資生堂花椿 1966年12月号

古い古い、めったに触れない本棚のさらに奥から、なぜか叔父の高校卒業アルバムが出て来ました。(卒業画帳と書いてあります)
なんでこんなところにあるんやろ、おっちゃん手元に持ってはらへんかったんやと引っ張り出して眺めていましたら、思いがけないものが挟まっていました。

1966年の資生堂広報誌「花椿」です。1966年といえば半世紀まえのものですよ。なんでこんなものが挟んであったのかはわかりませんが、この卒業アルバムも1966年のもの。ふーむ、おっちゃん加賀まりこさんのファンだったのかな。

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そう、この表紙加賀まりこさんです。年齢は23歳のときです。「四季所属」とありますから、かの伝説の舞台「オンディーヌ」のころでしょうか。
当時の23歳は大人ですねぇ。お綺麗。衣装は鳥居ユキ。

執筆人が豪華です。
岸田衿子、中村メイコ、安井かづみ。
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イヴ・シャンピ監督が奥様の岸恵子さんを語っていたりします。

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おぉ、ザ・ピーナッツ。お洒落用語の解説頁なんですが、出てくる用語が「気品」「オート・クチュール」「ソフィスティケイション」。メイクとファッションはカジュアルと対極にあった時代なんだなぁ。
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広告ももちろん載っています。今でも販売している「スポッツ・カバー」は300円。
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グラビア頁はこんな感じ。男性は煙草を手にして一人前だったようです。みーんな持ってます。衣装は森英恵。このメイク、カラーレスでアイメイク重視なところが今と同じですね。50年経って一周したのか?
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面白いものを見ました。
叔父は東京で絵を描いています。久々に連絡を取って、卒業アルバムは送ることにしましょう。この花椿は黙って挟んでおくことにするか、それともひやかしのタネにするか楽しく悩んでいます。
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若き日のおっちゃん。ものすごく個性的で強烈で只者ではない性格です。吸引力のある底抜けな人物で従兄弟たちのスーパーアイドルでした。大好き。

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