図書館へ
朝から総合病院へ。
自分が入院していたときにあまりに退屈で、広い院内のすべての活字をむさぼり読んだ経験から、この病院に向かうときは自分の読み終えた本の内、面白かったけど再読しそうにないものを院内文庫にお持ちすることにしています。
親しく言葉を交わしてくださった看護師さんに伺ったら「大歓迎!」と言っていただいて以来の習慣です。
棚に新たに追加するときに、自分が前回お持ちした本がすこしくたびれて入っていると、誰かのベッドの上の無聊を少しでもお慰めできたかなと思い、うれしくなります。
さて、今日の私の病院での用事は思っていたより早く済み、午後が丸々あきました。
こんなこともあろうかと色々調べ物の資料を持ってきていたので、そのまま電車に飛び乗って大阪市中央図書館へ向かいました。大抵の公共施設は月曜休館なんですが、ここは木曜休館です。
図書約30万冊、雑誌約3,000種類、新聞約200紙を誇る地下1階、地上3階の巨大図書館です。新聞の縮刷版やデータベースで調べ物もサクサク終わり、その後は写真集や画集を眺めてゆったり過ごさせていただきました。本が山ほどあるだけで幸せです。良い午後でした。
それにしても館内は年配の男性だらけです。もちろん女性もいるのですが、女の人は目的があって来館している感じ。動きもシャキシャキしています。
一方、男性は音楽ブースや視聴覚ブースを独占して興味なさそうにぼーっとしていたり寝ているひとがとっても多いんですね。
冷暖房完備、トイレも水飲みもあり、雑誌も新聞も読み放題、映画も見放題、音楽も聴き放題で朝から晩まで過ごせて無料とあれば長居もわからんでは無いですが、あのどんより感はなんとかならんものかな。
普段は颯爽としていて、休日の図書館ではリラックスしているって感じでもないのよねぇ。
帰りに梅の花を見かけました。いい香りです。
追記 大阪市中央図書館のCD収蔵数は20.000枚弱だそうです。シンプルな棚にずらっと並べてあるのですが、実際に見てみるとものすごい量です。
で、山下達郎さんのアナログ・CDコレクションが60.000枚だとか。
個人の持ち物でこの3倍あるのかー。中心はアナログでしょうが、さぞ壮観でしょうなぁ。
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