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2015年9月22日 (火)

The Covers' Fes. 2015

NHKカバーズの特番を視聴。田島貴男さん目当てです。
さかいゆうさん、畠山美由紀さんは失礼ながらCD音源以外では全く初めて。

さかいさんの「接吻」良かったですね。
さわやかでこれはアリだと思いました。「素肌冷たすぎて苛立つ」の部分が
「燃え上がりの波長が合わない二人」ではなく、「君のために僕はどうしたらいいんだ?」という感じに聞こえて、新鮮でした。
素敵な声。クリストファー・クリスの「ニューヨーク・シティー・セレナーデ」を聞いてみたいなぁ。

それにしても「夏の終わりのハーモニー」の面識無し初対面のリハーサル無し本番ってなんで?
NHKって歌もドラマもリハーサルしすぎるくらいするイメージがあるのに、不思議ですね。
普通そういうことは内緒にしておくんじゃないかと思うけど、良い出来になる確信があってリリーさんはバラしたのかと勘ぐってしまうくらいこれも素敵でした。

「アイドルコレクション」は要らなくないですか。
その時間で田島・中納ペアのデュエットも聞きたかったです。
陽水つながりにして「リバーサイド・ホテル」とか良さそうだし、
もっと古くして朱里エイコ、しばたはつみ系の曲も二人に合いそうです。
戦前まで行って「月光値千金」とか「貴方とならば」とか絶対合う。…妄想が広がります。

EGO-WRAPPIN'バージョンの「ストリッパー」も良かったですね。ぴったり。
ステージが狭いので田島氏とか、動きの大きい人は落ちないかハラハラしました。

さて、肝心の田島氏の歌です。
「ランナウェイ」は良かったですが、こういう歌は上手いだろうなという想定内だったので守備範囲の歌唱で驚きはあまり無かったかも知れない。
一方、「いとしのエリー」はもう何回か歌ってますが、桑田さんに免許皆伝してもらったらと思うくらいですね。自分の歌に咀嚼してしまっていて、本当に魅力的です。
本気で桑田さんがどういう感想を持つか聞いてみたいですね。
このときのカメラワークも良かった。

ついでにお衣装も似合ってました。水曜歌謡祭でのワインカラーのスーツと一緒に作ったんでしょうか。
ダブル仕立ては太目の人のほうが似合うイメージでしたがスリムな田島氏にも悪くなかったです。
田島氏は手が長いようで、袖丈が合ってないときがあるのですが、オーダー(多分)だとその点安心です。我ながら細かいなぁ。

リリーさんの「田島くんは褒められるのが大好き」に爆笑し、ドラムの佐野さんにカッコいいと見とれ、楽しい番組でした。

そうそう、私普段は「田島くん」呼びなんですよ。
書き言葉としてはちょっと迷った末の「田島氏」でして、自分で書いていてなんか違う感が消えません。はは。

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