芋づるBGM
自室でCD棚の整理と机回りの片付けに明け暮れました。
こういう長時間の作業時には音楽を聴きたいので、ちょっと迷ってまず一枚選んだのは近藤房之助 さんの「 HEART OF STONE」1990年六本木ピットインのライブ盤です。カッコいいんですよこれ。ライブがひとつの生き物になってる、ラストにかけてのグルーブ感がたまりません。
近藤さんはお顔も好き。あの立派なアゴの骨格と歯を見ているとセサミ・ストリートのマペットがパカッと口を開けた様子を思い出します。ラブリー。
一枚聞いたら、あとは連想ゲームです。日によって発想の方向は変わりますが、芋づるに広がっていきます。
ライブつながりのポンポコリンつながりで次に坪倉唯子さんの「やさしく歌って」。
この方も大好きな歌い手です。同じくピットインのライブ。1991年。
ピットインってたしか上にソニーのスタジオがあってラインでつながっていたために録音が容易だったとか。あ、タツローが言ってたんだ。
唯子さん、ちょいハスキーでクールにも甘くにも歌えるなんてステキ。クーッ、たまらん。
次に山下達郎さまの「IT'S A POPPIN' TIME」に行きかけて、これはアリジゴクになると思い直して坪倉さんが歌っていたThe Roseでべット・ミドラー。
ベスト盤です。けっこうヤッツケ仕事なジャケットデザインに思えますが、中身は色々楽しめます。Do You Want To Danceが好き。大昔、鶴橋康夫監督のドラマで使われていましたね。「天国への階段」だったでしょうか。
同じく坪倉さんのIt's too late からの連想でキャロル・キング「Tapestry」。文句なしの名盤ですが、私の持っているのはボーナス・トラックが最後についているもので、これが蛇足なんですねぇ。
完璧!になるところをオマケが邪魔しているようで、いつもナチュラル・ウーマン聞いたら止めてしまうのです。このCDに限らずボーナス・トラック問題はいつもアルバム世界を壊すようでもどかしいです。オマケのうれしさももちろんあるワケで。
久々に聞きたくなって村上ポンタ秀一さんの25周年記念アルバム「Welcome To My Life」。
ものすごい数のミュージシャンが福袋かおせちの重箱を思わせる密度で参加しています。ボーカルだけで記しても近藤さんのTravelling、山下達郎さんのI've Got You Under My Skin、矢野顕子さまの青い山脈と目白押しです。
アッコちゃんのピアノは山下洋輔さんと競演。個性強すぎなピアノが楽しいです。
ここまで聞いて作業終了。ついでにプチ模様替えも実行。
部屋もすっきり、耳もニコニコ。いい休日でした。
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