« ホンモノ | トップページ | 「マザー・ゲーム」と「64」と「Dr.倫太郎」 »

2015年5月 5日 (火)

演劇チラシ4~「オケピ!」

三谷幸喜さんのミュージカル「オケピ!」。
2000年の初演、2003年の再演とありますが、このチラシは初演のもの。
両方みていますが、再演の方がやはり面白かったのと、DVDで何度もみているので印象が強く、初演はもう残念ながらほとんど忘れてしまいました。
Img_3048
上演中のミュージカルの下のオーケストラピットでの話です。
この作品を機に「オケピ」という言葉が普通に解説ナシで使える言葉になった気がしますがどうでしょう。

関西での初演は大阪厚生年金会館。(今はオリックス劇場、でしたか)
松たか子さんが布施明さんとお抹茶を飲んだりする場面や、上演中のミュージカルの舞台上の足元だけが見えているという、再演では無くなったシーンを記憶しています。
山本耕史くんのパーカッション青年が、後の小橋賢児くんよりもっとお行儀良い青年として演じられていたように思いますが、これは黙っているとどことなく上品な彼のキャラのせいかも知れません。
Img_3046
再演はフェスティバルホール。その大きさ、音響、品格と他の追随を許さぬトップの劇場です。
主役がちょこまか動きまくる真田広之さんからどことなくおかしみがあって上品な白井晃さんになりました。
私は白井さんファンなので上演前は心配で口から心臓が出そう。白井さんも関西育ちで元クラシックピアノ少年。フェスでやるすごさをご存知でしょうから必要以上に緊張されたのではと想像します。
何せチケット取りが大変で、始まる前から熱気がすごく、アンコールでの頭上から降るような歓声はものすごかった。
文句なしに面白くて、終わったとたんに「すごい」と思わず言ってしまった作品。

布施明さんが娘を思い歌う歌があるのですが、あの広いフェスの満員のお客さんが残らずピーンと集中した感覚を覚えています。
クライマックスで歌いあげ、感情をわしづかみにされる感動というか快感というか、背中からザワザワッと来る感じ。
ナマの舞台の魅力を感じた瞬間でした。プロってすごいわ。
Img_3047
未だに時々DVD鑑賞します。
特典ディスクがまた良く出来ていて、普通こういうのは1,2度みたらもう見ないのですが、このディスクに関しては未だに楽しめます。
川平さん、よく撮ってくれました。

« ホンモノ | トップページ | 「マザー・ゲーム」と「64」と「Dr.倫太郎」 »

80-90年代 演劇チラシ」カテゴリの記事