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2015年4月 9日 (木)

思い出の「さこや」旅館

奈良県吉野山の旅館「さこや」が、水道水で沸かしたお風呂を「天然温泉」としてHPで表示し、営業していたそうです。
巷では、この事実よりも、マスコミ取材に応じた旅館の会長や女将の様子が
話題になっているようですね。

会長は「努力はしているが完璧は無理やねん」と言い、
女将は笑顔で「別に偽装はしていない」と言い、なにが問題なのかあまりご理解していらっしゃらない御様子で…。
 
もう相当昔の話になりますが、私が通っていた市立小学校では、修学旅行とは別に、宿泊研修というものがありました。
親元を離れ、みんなでワイワイ楽しい日でしたが、正直言ってなにが目的なのかはよく分からない一泊二日の旅でした。でも我が小学校では長く長く続いている行事だったのです。

その宿泊先がこの「さこや旅館」でした。
大部屋で雑魚寝状態。
贅沢を知らない相当昔の田舎の子供たちでも文句続出の粗末過ぎる食事。
どれくらいひどいかというと、当時の同級生と会ったときに「さこやのカレー!」と叫ぶだけで未だに爆笑が巻き起こるのですから、そのすごさはお分かりいただけるかと思います。

辛くなく、粘度がすごく、具が無く、黄色い妙な冷めたどろどろ。あれは日々食べている母親の愛情豊かなカレーライスの素晴らしさを認識させるための旅行だったのかと思います。大体、結構な参加料を払って旅館に泊まってなんでカレー?

老舗といっても、長く続いている理由はさまざまでしょう。聞くところによるとわれわれが参加していた「研修」はその後もずっとこの旅館を宿泊場所として使いながらずっと続いていたそうです。(さすがに現在は知りませんが)
今なら金額に見合わないお粗末過ぎる内容には質問やクレームが入るでしょうが、当時は学校のすることに疑問をはさむ親というのはいませんでした。と、いうことはどういうことかは、まぁ、お察しください。

今回の件はどうやら旅館内部からの匿名投書で発覚したとのこと。
体質というのはそうそう変わるものではないのでしょう。

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