「年収150万円一家」
予約していた本を図書館に受け取りに行き、ついでに棚を物色したときに、こんな本を借りました。
「年収150万円一家」。
タイトルが気になるし、少し前に流行ったコミックエッセイという体裁のものを一度読んで見ようと思っていたので、ついつい借りてしまったのですが、うーん。
創作物なんだから、誇張している点も多々あるとは思うのですが、節約というにはあまりにもさもしい内容で読後感の悪いこと。
感想を書いてみる前にタイトルで検索してみたら、世の皆さんには同じ考えの方も多いようで、出るわ出るわ。それらを読んでかえって安心してしまいました。
ですから、もうここでは色々書かないでいいかと思います。
一番驚いたのは、公園の銀杏を誰よりも早く行って袋いっぱい大量に拾うくだりです。
私も近くの公園で散歩がてら拾うのを秋の楽しみとしていますが、それはあくまでも小さいビニールにほんの少しだけ。
欲しい皆さんとは楽しみを分け合いたいし、知らない方と「今年のは丸くて美味しそうだ」なんて会話をするのも楽しい。
あれを5時起きで「大量ゲット」なんてしても楽しくも美味しくもない気がします。
大体そんなにいっぱいどうする?大人でも大量に食べたらいけないものをお嬢さんに食べさせているし、中々不思議な作者さんです。
関西人が皆あんな感じだと思われたら嫌ですね。
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