ささやかに春
雨続きの毎日です。洗濯物は部屋干しだし、やっと3月まで持ちこたえた観葉植物が寒さに耐えかねて次々と枯れてしまったりで、気持ちも沈みがち…。
東大寺の修二会も終わるのに春は一向にやって来ず、一体どうしたことでしょうね。
わが町のささやかな春の風景といえば、春場所のお相撲さんがやってくることです。駅前にも幟がはためき、お相撲さんたちは稽古の合間に老人ホームの慰問や商店街のイベントにお忙しいようです。
仕事帰りにスーパーに寄ると、若いお相撲さんたちが買い物に来ているのに出くわします。
田舎なので夜の自由時間を楽しめる場所は無く、近くのスーパーにお八つを買いに来るくらいしかすることはないと思われます。ごめんね。
お相撲さんがお買い物をしているときは、店内にほのかにびんつけ油の香りがします。大変失礼を承知で、何を買っているのかそっとカゴを覗くと、お菓子にドリンクのペットボトル、ステーキ肉。…えらく豪勢なお八つですこと。
さて、土手で土筆を探してみましたが見つからず。
代わりにテントウムシが凍えていました。もうちょっとの期間がんばれ。
元気なのは毛の生えている人たちですね。ご近所の犬。カメラを持っていたら「撮ってもらい!」とご主人に言われてポーズを撮ってくれました。