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2015年2月

2015年2月27日 (金)

ドラマ「ゴーストライター」

今期見ているドラマは3本。
NHKの「だから荒野」は地味ですが丁寧なつくりで見ごたえがあります。
来週最終回で、原作未読(桐野夏生のファンなのに)の身としては着地点が楽しみです。

同じくNHKの「マッサン」
冒頭から大阪編にかけてはとても面白く見ていたのですが、年明けからは何があったのかと思うくらいむごい脚本と演出になってしまって、今は惰性で見ています。
役者さんたちはいいのに、とても残念。
エマ、自分の食べた食器くらい下げろ。お湯飲みを片手で持つな!

…で、フジテレビの「ゴーストライター」です。
4話目くらいまでは、これはものすごいドラマになるかもと思い、録画も消せずに保存版にする勢いで見ていたのですが、だんだんネタドラマになってきたー。
それでも、今一番楽しみなのはこれなんですが、だんだんタッチが変わってきたような気がします。

23日放送分では、常務である石橋凌さんが最年少取締役になった田中哲司さんにムードあるバーで飲みながらポケットマネーを差し出すわけですよ。
曰く「これでゆっくりしてこい」と。
で、田中さんは中谷美紀さんと旅に出るわけです。
大出版社の編集長と日本を代表する作家のカップルがなぜか一泊二食付き
9.800円みたいな旅館に泊まるんです。
部屋は狭いし畳も赤茶けた感じだし、食事も会席料理の先付けで一杯というより、これしか出せませんみたいな感じ。

なぜこうなったー。

田中哲司、キムラ緑子、羽場裕一、江波杏子という布陣に中谷美紀とくれば
重厚な、見ごたえのある良作を期待したのに、あれれという感じです。

まぁ、まだしばらく続くので、大好きなキムラさんの出番が増えて、上手く収めてくれるのを楽しみに待つばかりです。
一縷の望みを抱いてまだ第1回からの録画を消去していません。

あと、羽場さんと石橋さんがもうすこしお痩せになってくだされば。
もういちど言っておきます。

なぜこうなったー。

2015年2月26日 (木)

けいはんな記念公園の梅

NHKの「美の壷」の庭園特集で見て以来、一度行きたいと思っていたけいはんな記念公園。
園内の梅の花も見ごろに向かう時期なので、出かけてきました。
京都と奈良の境にある、大きな公園です。

駐車場に車を停めて、園内の無料エリアを散策しながら、メインの水景園に向かいます。歩いて10分くらいでしょうか。桜の木がたくさんあって、4月はさぞやと思わせました。
広場あり、小川ありの途中、梅の木が花をつけていました。
なぜか白梅より紅梅の方が花が早いようです。
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水景園というエリアからは200円の入園料が必要ですが、60歳以上の年齢が証明できると無料とか。別に京都府民でなくてもいいようです。
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入るとすぐに梅。キレイです。まだやや早めなので3月に入ってからからのほうが見ごろかと思います。
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水景園を回遊しながら、いろんな風景を楽しみます。
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巨石群。ダイナミックな風景です。
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観月橋。高いところから風景を見下ろせますし、この橋のある風景自体が異端で他には無い感覚が楽しめます。
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水上舞台から池の鯉に餌やり(100円で販売しています)を楽しんだり、森を散策したりしました。
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なぜか山羊がいて大興奮。草を食べてくれる実験中のようで、4月までいる予定とか。

しかし、2月の平日とは言え、とても暖かい日なのに、入園者があまりにも少なくて心配になります。
自分たちのほかには数組。おそらく60歳以上の人とお見受けしたグループからは入場料収入も無いわけで、運営は大丈夫なんでしょうか。

あと、駐車場の近くの案内に、水景園内に相楽木綿伝承館があるというポスターが貼ってあったので楽しみに行ってみたのですが、いざ入り口にたどり着いたら現在休館との張り紙がありシャッターが降りていました。
200円とは言え有料なのに、入場してから休館を知らせるなんて、ここを目当てに訪ねる人にはあまりにも不親切だなとちょっと残念な気がしました。
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ともあれ、人工的な建築と庭の妙味が味わえて、森の散策も出来る、なかなか面白い場所でした。気候のいいときにお弁当持参も楽しそうです。

2015年2月19日 (木)

ゴーゴ、アドベンチャーワールドへ

天王寺動物園のオスのホッキョクグマ、ゴーゴが繁殖目的でアドベンチャーワールドに引っ越すそうです。

先日来報道されているように、ゴーゴはバフィンというメスのホッキョクグマとの間に赤ちゃんが誕生したばかり。
動物園のスタッフさんのブログでその成長ぶりを知り、公開日を楽しみにする一方で天王寺のあの環境では、今後どうするんだろうと心配していたのも確かです。

しぐさが可愛くて、おもちゃが大好き。
いつまでも見ていて飽きないゴーゴがいなくなるのは天王寺動物園のファンの一人として寂しい話ですが、母熊と小熊の環境を確保するには仕方のない事でしょう。

3月1日に見送りの会を行うそうです。
行ってみたいような気もします。

2015年2月17日 (火)

演劇チラシ2~「ハムレット」

多分1987年5月。
京都南座での「ハムレット」です。
ハムレットは片岡孝夫(現 仁左衛門)、オフィーリアが遥くらら、ガートルードが上月晃、オフィーリアの父が小澤栄太郎、王の亡霊が芦田伸介です。(敬称略)重厚な布陣ですね。

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改築前の南座です。ハムレットなのに場内は提灯が釣ってあり、もちろんお弁当タイムもありました。

提灯吊りのデンマークという環境はシュールでたが、その中で孝夫さんは朗々と台詞を歌い上げ、受けて立つ俳優陣も正統派で、なんというかえらく真っ当な仕上がり。

孝夫さん贔屓の自分にとっても、さすがにちょっとハムレットは厳しいなと思った記憶がありまして、調べたら(上演年に間違いが無ければ)43歳のハムレット様だったようです。
白いドレープいっぱいのブラウスを着た孝夫さんは素敵でしたし、役者に年齢はないというものの、さすがに少々冒険だと思います。
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その点をカバーしたいのか、チラシのお写真もすごい紗がかかっていますね。

2015年2月16日 (月)

演劇チラシ1~「ブライトン・ビーチ回顧録」

1年くらい前から、いわゆる断捨離をぽつぽつと行っています。
洋服は捨てられても、私にとっての鬼門は紙類なんですね。

とはいえ、図書館を利用すれば読める本はかなり手放しました。戯曲なんかは初版で絶版というパターンが多いので惜しくて置いてあります。
雑誌のバックナンバーは迷ったけど「ヴァンテーヌ」「美しいキモノ」「ウノ」「演劇ぶっく」「ソワレ」など、古紙回収の日に山ほど出しました。残したのは70・80年代の「暮らしの手帖」くらいです。
一部切抜きや、自分にとっての価値の高いものはクリアファイルを買いこんですっきり整理。

そうする中、整理を迷ったのが演劇のフライヤーたちです。(当時は普通に「チラシ」と言っていました。)
観劇の記念として、またはデザインが気に入ったもの、あるいは好きな役者さんが出ているものなど、結構な枚数が出てきました。

見ているとこれが楽しいのです。たたみの下の古い新聞状態。
一人で見ているのはもったいなくて、ぽつぽつと上げていこうと思い立ちました。

一枚目はニール・サイモンの「ブライトン・ビーチ回顧録」。左の穴は綴じていた2穴ファイルのもの。
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1986年11月22日(土)・23日(日)の4回公演。近鉄劇場、全席4.000円です。
(上演年は「近鉄劇場 近鉄小劇場 全上演記録」という本で調べました。こういう本がまだ捨てられない…)
青井陽治訳・演出。
印象深かった美術は朝倉摂。
天宮良・松田洋治・近藤洋介・毬谷友子・久保里美・三田和代・河内桃子。(敬称略)

ティーンだった私がぽつぽつと舞台を見始めて、何本目かがこの作品。お芝居って面白いと感電したのがこの作品でした。自分にとっての大きな節目だったと思います。
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松田くんが魅力的で、近藤さんのお声が素敵で、毬谷さんが驚異的なかわいらしさでした。

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河内さんが亡くなられたときはショックでした。あの品と美しさ。

2015年2月15日 (日)

天満駅の水仙

JR天満駅で電車待ち中、ホームのすみっこに花壇があることに気づきました。
丁度水仙の花が満開でした。
駅員さんが手入れしておられるのでしょうか。綺麗でした。
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2015年2月14日 (土)

天神橋筋商店街「豆や」

数年前、会社の研修までの時間つぶしに商店街を散歩していて見つけたお菓子屋さんです。
一週間から十日でお店の入れ替わるスペースでお店を広げておられるので、タイミングが合わなかったら買えません。

驚くほど安くて美味しくて、出店を見つけるたびに色々買うのを楽しみにしています。
この商店街は、私的にはしょっちゅう行ける場所ではないので、上手く出店日とかち合えるとテンションがあがります。
いつも元気で明るく接客してくれる店の方のお話の感じだとどうやらどこかで豆菓子の卸をしているのかな?
本業はそちらで、月の数日はこの場所でお店をひらくみたいです。
朝は7時くらいから準備して、夕方まで。
たまに日によって昨日無かったものを持ってきたりして、品揃えが変わるときもあるみたいです。

なかなかの人気で、自転車のオバさまからビジネスマン、近所のお兄ちゃんもごっちゃになって買い物をしながら、知らないもの同士で「それどこにあったん?」などとなんだか懐かしい買い物風景が繰り広げられているのも大変よろしいです。

さて、今日の収穫はこんな感じです。重さは参考までに家に帰ってから量ってみました。

そら豆 100円(400グラム)

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麦チョコレート 100円×3袋。(200グラム×3)
試食もしました。チョコがとろけて美味しかった。
人様におすそ分け予定。
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ミックスナッツ 250円×2袋。(300グラム×2)
くるみ、ピーナツ、カシュー、ピスタチオ、アーモンドに小魚がはいったものとジャイアントコーンがはいったものの2種類。
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マーブルチョコレート 200円(400グラム)
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締めて1.100円。重かったです。2キロですからねぇ。
山のようにあって壮観です。
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出店日の予定がボードに書かれて貼ってあったので撮ってきました。
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何度も行っているのに今回初めて屋号を知りました。
豆を売っているから「豆や」
…そのままやないかっ。

2015年2月10日 (火)

坂東玉三郎 生々流転の人生スペシャル

BS-TBSで放送された2時間特番、「坂東玉三郎 生々流転の人生スペシャル」。
玉サマだけで2時間なんて贅沢だし、場合によっては保存版にしようと楽しみに見始めたのですが、インタビュアーがひどくて絶句。
イライラしてしまって1時間で視聴をやめました。残りはまた見るとしても、保存版にするかどうかは迷うところだなぁ。
いい映像がいっぱいあったし、エアウィーヴのCMも捕獲できているし、でもこのインタビューを見るたびに不愉快になりたくないので困りました。

名指しする以上、間違ったらいけないのでわざわざ冒頭に戻ってインタビュアーの名前を書き取りました。
TBSアナウンサー、安東弘樹氏。検索したら47歳。
言葉のプロなはずのアナウンサーで、47までキャリアを積んでこの言葉遣いなんですね。ううむ。

× 守田勘弥に師事されて → ○ 守田勘弥さんに、又は守田勘弥丈に
× 両親に対して       → ○ ご両親に対して
× 覚悟は           → ○ ご覚悟は 
…ティーンエージャーならいざ知らず。ねぇ。

相槌が「うん」なのも×。
「舞台なんか見に行って」って、「なんか」って何?

いやー、恐ろしいものを見たような気分です。

映像は綺麗です。
でも日本橋の台詞のいいところ、
「これでできなきゃ世界は闇だわ」はちゃんと聞かせてくださいな。

フィギュアの四大陸も始まるので、レコーダーを整理しておきたいのですが、
残りの一時間はどうしましょうか。

※後日残りの1時間を視聴。
インタビュアーの「玉三郎の言葉に感じ入り、思わず天を仰ぎ見て軽く目を閉じる」という演技が2度ほど出てきて、もうだめでした。消去。

2015年2月 8日 (日)

猫のクロコのつぶやき

ちょっとずつですが、暖かくなってきています。
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蝋梅が満開になり
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梅もほころび始め
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私もおウチからでて塀の上で日中を過ごしています。

…この猫はウチのコではないのですが、毎日通る道で出会うコです。
冬の間はとんと見かけませんでしたが、今日登場!
動物は敏感ですねぇ。

2015年2月 2日 (月)

カエルグッズ20~メモスタンド

カエルグッズの記録も20を数えました。
こうやって見てくると、わたしは「けろけろけろっぴ」(古っ!)型のファンシーなカエルはあまり好まないことが分かります。
リアルなもの、ユーモアのあるものの方が好きなんですね。

さて、その中でめずらしくこれはファンシーグッズ系カエルです。
思い入れが少ないのでしょうか、なぜ手元にあるのかが思い出せません。
本来の使い方としてはメモスタンドです。
頭に細い切れ込みがあり、そこにカードなどを挟むことができます。4センチくらいの大きさです。
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我が家では本来の使用方法からは外れて、洗面台の上で化粧品のチューブを支えてくれています。
なので、思い入れが無いというわりに、実用度も目にする頻度も非常に高いです。
チューブ型の化粧品って、自立しないので何かに立てるか、寝かせておくかしか出来なくて困っていたのですが、この方法を思いついてからはストレスがなくなりました。
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余談ですが、この花王ソフィーナボーテ「濃密リンクル美容液」、もう何本リピートしたでしょうか。
目元の老化を食い止めている(と、思いたい)のは、この製品のおかげだと信じています。



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