ドラマ「ゴーストライター」
今期見ているドラマは3本。
NHKの「だから荒野」は地味ですが丁寧なつくりで見ごたえがあります。
来週最終回で、原作未読(桐野夏生のファンなのに)の身としては着地点が楽しみです。
同じくNHKの「マッサン」
冒頭から大阪編にかけてはとても面白く見ていたのですが、年明けからは何があったのかと思うくらいむごい脚本と演出になってしまって、今は惰性で見ています。
役者さんたちはいいのに、とても残念。
エマ、自分の食べた食器くらい下げろ。お湯飲みを片手で持つな!
…で、フジテレビの「ゴーストライター」です。
4話目くらいまでは、これはものすごいドラマになるかもと思い、録画も消せずに保存版にする勢いで見ていたのですが、だんだんネタドラマになってきたー。
それでも、今一番楽しみなのはこれなんですが、だんだんタッチが変わってきたような気がします。
23日放送分では、常務である石橋凌さんが最年少取締役になった田中哲司さんにムードあるバーで飲みながらポケットマネーを差し出すわけですよ。
曰く「これでゆっくりしてこい」と。
で、田中さんは中谷美紀さんと旅に出るわけです。
大出版社の編集長と日本を代表する作家のカップルがなぜか一泊二食付き
9.800円みたいな旅館に泊まるんです。
部屋は狭いし畳も赤茶けた感じだし、食事も会席料理の先付けで一杯というより、これしか出せませんみたいな感じ。
なぜこうなったー。
田中哲司、キムラ緑子、羽場裕一、江波杏子という布陣に中谷美紀とくれば
重厚な、見ごたえのある良作を期待したのに、あれれという感じです。
まぁ、まだしばらく続くので、大好きなキムラさんの出番が増えて、上手く収めてくれるのを楽しみに待つばかりです。
一縷の望みを抱いてまだ第1回からの録画を消去していません。
あと、羽場さんと石橋さんがもうすこしお痩せになってくだされば。
もういちど言っておきます。
なぜこうなったー。